プロ野球開幕まで1週間を切り、2024年ドラフト会議で指名を受けた新人選手にとっては初のレギュラーシーズン開幕を迎える。開幕一軍の座を手中に収める新人選手がいる一方で故障離脱してしまった選手も多く出た。
巨人では石塚 裕惺(花咲徳栄)、浦田 俊輔(海星‐九州産業大)とドラフト1位、2位が揃って故障。特に浦田は持ち味の俊足を発揮し、開幕一軍が見えていた中での離脱となった。
ドラフト1位指名選手では佐々木 泰(県岐阜商‐青山学院大)が肉離れにより開幕絶望となっている。佐々木は内野手として指名を受けたが、広島では外野で起用され、3月2日の楽天戦では2安打を放つなど、アピールを見せていた。
新人合同自主トレ期間中にはヤクルトのドラフト1位・中村 優斗(諫早農‐愛知工業大)がコンディション不良で離脱。現在はブルペン入りするなど、大事には至らなかったが、出花をくじかれることになった。
その他には楽天2位指名の徳山 一翔(鳴門渦潮‐環太平洋大)、ソフトバンク3位指名の安徳 駿(久留米商‐富士大)も肘のコンディション不良でキャンプから二軍スタート。DeNA6位指名の坂口 翔颯(報徳学園‐国学院大)はトミー・ジョン手術を受けた。