大会7日目に行われた全3試合で3本塁打が生まれた。昨春は新基準バット導入後初ともあり3本(ランニング本塁打1本)に終わったが、この日だけで前回大会と並ぶ本塁打数となった。

 今大会は1回戦を終えた段階で、西日本短大付斉藤 大将外野手(3年)のランニング本塁打のみと、さく越えなしの異例事態となっていた。しかし、大会6日目に二松学舎大付永尾 愛蓮捕手(3年)が今大会初のさく越えを放つと、この日も第一試合で横浜阿部 葉太外野手(3年)、第二試合で西日本短大付安田 悠月外野手(3年)がラニング本塁打、佐藤 仁内野手(3年)がさく越えの本塁打を記録した。

 日本高野連は、打球による投手の事故防止などのため、昨春から新基準のバットを導入。甲子園では昨春が3本(ランニング本塁打1本)、昨夏が7本と激減していた。