<第156回九州地区高校野球大会鹿児島予選:加治木8-0吹上(7回コールド)>◇24日◇1回戦◇平和リース球場

 3回表の加治木の攻撃中に雨が降り、1時間50分の中断。トータルで3時間7分と長丁場の一戦となった。

 加治木は3回表、連打とエラーで満塁とし、内野ゴロ、3番・雉子牟田 侑馬(3年)の犠飛に続いて4番・前田 叶登(2年)が中越え三塁打、5番・前田 泰成(2年)が右前適時打で続き、打者一巡で4点を先取した。

 5回は5番・前田泰の適時内野安打、6回は1番・古園 奏史(2年)の中前適時打、3番・雉子牟田のスクイズなどで3点と、走者を出した回は着実に得点を重ねた。

 エース宮路 勇聖主将(3年)は6回までパーフェクト投球。

 吹上は7回一死から2番・野口 駿弥(2年)が中越え二塁打を放ち、暴投で三塁まで進んだが、後続が連続三振に打ち取られた。

 宮路は11奪三振の好投。雨による中断を除けば1時間17分のスピードゲームで加治木のコールド勝ちだった。