3月28日のプロ野球開幕に先立ち、12球団で開幕一軍メンバーが公示された。昨年オフに現役ドラフトや戦力外通告によって他球団に移籍した選手も多く名を連ね、新天地でチャンスを掴んでいる。
現役ドラフト組では巨人の田中 瑛斗(柳ヶ浦)、広島の鈴木 健矢(木更津総合‐JX-ENEOS)、山足 達也(大阪桐蔭‐立命館大‐Honda鈴鹿)、日本ハムの吉田 賢吾(横浜商大‐桐蔭横浜大)、西武の平沢 大河(仙台育英)の5選手が開幕一軍スタートを決めた。
戦力外通告により他球団に移籍した選手もチャンスを掴んでいる。巨人ではDeNAから戦力外通告を受けた石川 達也(横浜‐法政大)が熾烈な争いを勝ち抜き、開幕ローテーション入りを勝ち取った。チェンジアップを武器に新天地で見違える投球を見せている。
西武では戦力外通告から育成契約で加入した黒木 優太(橘学苑‐立正大)、仲田 慶介(福岡大大濠‐福岡大)がそれぞれ支配下登録を勝ち取り、開幕一軍入りを掴んでいる。