2025年春の第97回選抜高校野球大会(センバツ)第10日は28日、4強による準決勝が予定されている。頂点が見えてきたなか、決勝に勝ち上がるのはどのチームか。
昨年秋の関東大会決勝の再現。その時は横浜が延長10回タイブレークの末に、4対3で勝利したが、実力は拮抗している。試合展開としては健大高崎が2度先行して、横浜が2度追いついた末にサヨナラ勝ちした。センバツの舞台ではどうでるか。両チームのセンバツでの対決は初。夏は健大高崎が初めて甲子園に出場した2011年の2回戦で対戦した試合が唯一で、この時も横浜が6対5で延長10回サヨナラ勝ちを収めている。健大高崎のリベンジなるか。健大高崎は2年連続2度目、横浜は優勝した2006年以来、19年ぶり5度目の決勝を狙う。
甲子園を知り尽くしている近畿の強豪と、春夏通じて初の甲子園で3勝を挙げ、今大会の旋風を巻き起こしている新鋭との対戦。浦和実の勢いが、智弁和歌山の投手陣に襲い掛かることができるか。両者の甲子園での対決はもちろん初。智弁和歌山は準優勝した2018年以来、7年ぶり5度目、浦和実は初の決勝進出を狙い、埼玉県勢としては2013年に優勝した浦和学院以来、12年ぶりとなる決勝進出をかける。