西武のドラフト5位ルーキー・高卒1年目の篠原 響(福井工大福井)が二軍で衝撃の投球を見せている。
篠原は3月28日の二軍・巨人戦で5回3安打3奪三振無失点の好投を見せ、初勝利を記録。この日の登板では常時140キロ後半を計測し、5回に最速152キロを叩き出した。高校時代の最速は148キロだったが、プロ入り後の最速は153キロと大きく成長。変化球はまだ多少のバラつきがあるが、カットボール、スライダー、フォーク、チェンジアップ、カーブと多彩な球種を操る。イースタン・リーグではここまで2試合の登板ながら、無四球で奪三振率10.13をマーク。高卒新人とは思えない投球を披露している。
SNS上でも「山本由伸2世になりそう」 「ここまで完成された高卒右腕は山本由伸以来かもしれない」と同じ身長178センチで高卒下位指名からスターとなった山本 由伸(ドジャース)と重ねる声も多い。
西武の高卒新人投手では篠原の他にドラフト3位の狩生 聖真(佐伯鶴城)、育成1位の冨士 大和(大宮東)もすでに三軍戦で登板し、好投している。篠原、狩生、冨士の“高卒三羽烏”が今後の西武を担う予感を漂わせている。
そのほか、高卒4年目の世代では最速156キロ左腕・羽田 慎之介(八王子)、開幕一軍入りを果たした黒田 将矢(八戸工大一)、昨年プロ初勝利を挙げた菅井 信也(山本学園)など、楽しみな高卒投手が多い。
西武は今年の開幕投手を務めた今井 達也(作新学院)をはじめ、髙橋 光成(前橋育英)や平良 海馬(八重山商工)と高卒投手がチームの中心を担う。開幕2戦目の先発を託された高卒7年目の渡辺 勇太朗(浦和学院)も頭角を現しており、高卒投手たちで投手王国の建国も近そうだ。