2025年の春季神奈川県高校野球大会は12日、3回戦が行われ、センバツで優勝した横浜など強豪が、ベスト16に続々と名乗りを挙げ、今夏のシード権を獲得した。
その一方で、ベスト16入りを逃し、夏はノーシードとなることが決まった強豪も多い。
県大会で初戦敗退したのは、春夏通算5度の甲子園出場があり、一昨年秋優勝、昨年夏8強の桐光学園に、春夏通算4度甲子園出場で、23年夏から4季連続で県8強に進出していた日大藤沢の2チームだった。
12日に行われた3回戦では、一昨年の夏の甲子園覇者・慶応が横浜商大に逆転負け。古豪「Y校」こと、横浜商は延長10回タイブレークの激戦の末に、2対3で湘南学院に競り負けた。
桐蔭学園は東海大相模との対決に敗れ、横浜創学館は藤嶺藤沢に敗れ、ともにベスト16入りを逃した。
例年、激戦が繰り広げられる神奈川の夏。今年はノーシードの強豪が多く、大会序盤から好カードが目白押しとなるかもしれない。