2025年の春季高校野球兵庫県大会は15日に組み合わせ抽選会が予定されている。
地区大会を勝ち抜いた34校と、昨年秋の上位3チームで近畿大会に出場した東洋大姫路、神戸学院大付、三田学園を加えた37校が春の王者を目指す戦いを演じる。開幕は19日の予定。
網干が学校創立以来、初めて地区予選を勝ち抜いた。昨秋、代表決定戦で延長タイブレークの末に敗れた悔しさを晴らした。初戦の相手が注目される。また、57年ぶりに勝ち抜いた氷上にも注目だ。
昨春準優勝の須磨翔風や、神戸弘陵の強豪が県大会出場を逃す一方で、神戸国際大付、明石商、社、報徳学園などは、しっかりと県大会にコマを進めた。社は大会連覇がかかる。
昨年秋に優勝し、今センバツに出場した東洋大姫路は、春夏連続甲子園に向けての再出発。右肘の負傷で、センバツでは初戦の1回でマウンドを降りたプロ注目の右腕エース・阪下漣投手(3年)の回復具合が注目される。