全日本大学野球連盟は6日、10月24日に行われるドラフトに向けたプロ志望届提出者を更新した。この日は5名が新たに追加で発表され、合計10人となった。
この日提出した5名の内、4名が早稲田実の選手となった。大学日本代表にも選出された印出 太一捕手(中京大中京)は、強肩強打の正捕手として7季ぶりのリーグ戦優勝に貢献している。高校時代バッテリーを組んだ高橋 宏斗投手(現中日)とプロの世界で再会を果たせるのかにも注目だ。
印出と同様に大学日本代表入りを果たしている吉納 翼外野手(東邦)、山縣 秀内野手(早大学院)も揃って提出した。パワーが売りの吉納は、今春のリーグ戦でも優勝のかかった早慶戦で1試合2本塁打を記録。山縣も堅実な守備を見せてベストナインを獲得している。同じくプロ志望届を提出した187センチの大型右腕・鹿田 泰生投手(早稲田実)も大学時代に投手へ転向し、最速149キロを計測している。
九州共立大の笹原 愛斗捕手(真颯館)も2年時に春秋連続のベストナインを獲得している。2塁送球タイム1.8秒の強肩が魅力で、打撃でも今春のリーグ戦は全試合で4番を任され、打率3割を記録して大学日本代表候補にも名を連ねた実力者だ。
【9月6日時点での大学生プロ志望提出者一覧】
早稲田大 鹿田 泰生(早稲田実)
早稲田大 印出 太一(中京大中京)
早稲田大 山縣 秀(早大学院)
早稲田大 吉納 翼(東邦)
関西大 金丸 夢斗(神港橘)
大阪経済大 林 翔大投手(乙訓)
大阪経済大 柴﨑 聖人(岐阜第一)
大阪商業大 渡部 聖弥(広陵)
奈良教育大 是澤 太陽(郡山)
九州共立大 笹原 愛斗(真颯館)