2024年秋季の九州地区高校野球福岡大会はベスト16が出揃い、28日には8強入りをかけた5回戦が予定されている。秋季九州地区大会(10月26日開幕・大分)への出場枠は2。決勝進出をかけた争いは、後半戦へと突入する。
福岡大大濠-東福岡、久留米商-筑陽学園、東海大福岡-小倉など、好カードも多い。8校による「県大会」進出に向けた熱い戦いに期待される。
福岡県内屈指の進学校・修猷館がベスト16に名を連ねた。福岡県立高校となったのは1885年だが、黒田藩の藩校として開学したのは1784年。今年で「240周年」となる。1895年の野球部創部は、福岡県最古とも言われている。
その伝統校が、3回戦で私立強豪の九産大九産に逆転勝ちするなど勢いに乗っている。福岡市内で進学校としてライバル関係にある福岡が、20年夏の独自大会(福岡地区)で優勝し、21、22年と2年連続で秋8強に進んだ。今年の春は春日が初めて春の大会を制した。東筑も含め、近年の福岡では進学校の公立校の躍進が話題となるなか、この秋は修猷館が「主役」となれるか。
5回戦の対戦カードは以下の通り。(★は公立)
西日本短大附-福岡第一