<第155回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:出水中央7-4鹿屋>29日◇2回戦◇平和リース球場
立ち上がり、ボークで先制した出水中央は、4番・浦崎 寛大(2年)がフルカウントまで粘って8球目を左翼スタンドに運ぶ2ランを放った。更にエラーで1点を加え、打者一巡で計4点を先取した。
その裏、鹿屋は一死二塁から3番・榮倉 峻介主将(2年)が左越え二塁打で1点を返した。
3回表は8番・竹山 滉士朗(1年)の犠飛、4回は2番・中山 光将(2年)の右前適時打で1点ずつ加点して、出水中央はリードを広げた。
劣勢を強いられた鹿屋だったが7回裏、3四球で満塁とし、1番・中村 天夢(1年)が走者一掃の右越え二塁打を放って、2点差に詰め寄った。
鹿屋が盛り返しかけたが、8回表に4番・浦崎が左前適時打で7点目を挙げた。浦崎は3安打3打点の活躍で4番の仕事をした。
その裏、一死から連続四球でピンチを招いたが、再びマウンドに戻った竹山が後続を断ち、9回は三者連続三振で締めくくった。