全国にいる多くの高校球児たちが、一度は憧れて目指す場所・甲子園。7月はその舞台を目指して、各都道府県で地方大会を開催しているわけだが、試合中に足をつってしまって試合が中断するケースが、近年でよく見かけることが増えた。
足がつる、というのは運動誘発性筋けいれんと呼ばれる筋肉のけいれんにあたる症状で、熱中症の1つでもある。
2024年に限って考えても、梅雨の時期にもかかわらず、35℃近くの気温を記録。数年前では考えられない異常気象による酷暑のなかで、選手たちは戦わなければならないことを考えれば、致し方無いことかもしれない。
ベストパフォーマンス発揮のためのポイントは?!
しかし、集大成の夏であることは変わりない。悔いを残さないためにも、どれだけ快適にプレーできる状態にして、ベストパフォーマンスを発揮するかが大切だ。
その点について、これまでに大学野球を始め、数々の選手たちの指導に当たってきたアスレティックトレーナー・西村典子氏は、「予防という観点では、大きな動脈付近、頸部(首回り)、脇の下、そけい部、膝裏などを冷やすこと。さらに手のひらや足裏にある動静脈吻合部(どうじょうみゃくふんごうぶ)などを冷やすことも深部体温を下げることに貢献します」と効率的に冷やすポイントを解説する。
そのうえで、「ケースによって異なるのでひとまとめに言えないですが、疲労回復を目的としたアイスバスの場合は長くても10分程度が目安になります」と、冷却する際の注意点を話す。
一概に長ければ良いというわけではなく、ベンチで休める攻撃中など試合のどこか短い時間でも広範囲を効率的に冷やす。これが疲労回復はもちろん熱中症対策、そして夏の大会を勝ち上がっていくために、全チームがクリアすべき必要事項といったところだろう。
最強育成軍団が実践する、夏場の乗り越え方とは?
そんな選手たちのコンディションを上手く調整し、夏場でもハイパフォーマンスを見せているのが、独立リーグの四国アイランドリーグPlusに所属する徳島インディゴソックスである。
徳島インディゴソックスといえば、2023年までで11年連続NPBの指名選手を輩出。特に投手に限って言えば、徹底したトレーニングと育成プログラムで150キロを超える投手を毎年育て上げることで、育成力に定評があるチームだ。
体の強さをはじめ、高校野球と異なる部分はいくつかあるとはいえ、徳島インディゴソックスの選手たちは、酷暑の中でもパフォーマンスを落とすどころか、コンディションを上げて、NPB入りへアピールをしている。
その裏側には、試合中のコンディション管理が1つ関わっている。
ザムストから販売されている、冷感ポンチョ「COOL SHADER」や「アームスリーブ COOL EDITION」を選手たちは試合で使用。暑苦しい環境を、少しでも快適にプレーできるように工夫を凝らしているのだ。
■ZAMST(ザムスト)とは・・・医療メーカーとして整形外科向け製品を開発・製造する日本シグマックス株式会社が1993年に設立。誕生以来、医療の現場で培った知識と技術をベースに、ケガのリスクと常に隣り合わせで闘い続けるアスリートをサポート。2023年には北海道日本ハムファイターズの松本剛選手ともスポンサーシップ契約を締結し、サポートしている。
これまでの30年の経験や取り組みを礎とし、すべてのアスリートがパフォーマンスを最大限に引き出せるよう、これからも挑戦し続けていくスポーツ向けサポート・ケア製品ブランド。
快適アイテムを積極活用しよう!
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・COOL SHADER(冷感ポンチョ)
実際に使っている選手たちに話を聞いてみても、ザムストのアイテムの効果を感じているところがあるようだ。
「アイシング中でもCOOL SHADERは着用できますし、使っているとひんやりするのでありがたい」(選手A)
「COOL SHADERは着用時はもちろん、脱いだあともかなり涼しくなっている感覚があるので、自分の中ではめちゃくちゃ良いアイテムだと思います」(選手B)
COOL SHADERは、フードもついているポンチョとなっているため、効率的に全身を広く冷やすことが期待できる商品。商品本体を濡らして絞って振ることで発生する気化熱を利用して、冷却効果を発揮しており、ザムスト独自のデータでは生地温度が約15℃まで低下するだけではなく、UVも97%カットするため紫外線対策にもなる。
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・アームスリーブ COOL EDITION
アームスリーブ COOL EDITIONは腕の疲労対策ができる腕用コンプレッションスリーブの冷感タイプ。UVを99%以上カットするということで日焼け対策はもちろんだが、生地そのものに水分がある限り冷感が持続できるように加工。天然成分キシリトールも配合されているおかげで、快適な状態でプレーができるようだ。
実際に選手たちからの声を聞いても、その機能性が伺い知れる。
「汗を吸収してくれますし、涼しいので投げやすいです」(選手C)
「このアームスリーブを使うことで、ひんやりするので普段よりも投げやすい感覚がしました」(選手D)
酷暑は、もう変えることができない環境だ。であれば、どうやって適応して、ベストパフォーマンスを発揮するのか。コンディションの調整・管理も、勝つための必要条件と言っても過言ではないだろう。そのためには、徳島インディゴソックスのように、様々なアイテムを駆使する必要も出てくるところである。
選手に限らず、応援に駆け付けた関係者も、快適に野球に集中できるように、是非積極的にアイテムを活用して、熱中症対策をして欲しい。
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冷感ポンチョ「COOL SHADER」
腕用スリーブ 冷感タイプ「アームスリーブCOOL EDITION」
アイスバッグ
ケガの応急処置やクールダウン、熱中症対策に