◇第155回九州地区高校野球大会鹿児島県予選・3回戦◇樟南10―1錦江湾(8回コールド)◇鴨池市民球場◇4日

 樟南は初回、3番・角 昊洋(2年)の犠飛で先制。3回は併殺崩れの間に1点、4回は二死一三塁から3番・角が中前適時打を放ち、中堅手が後逸する間に更に1点を加え、4回までに4点のリードを奪った。

 錦江湾は5回以降、エース細谷 悠心(1年)が立ち直り、7回までは追加点を許さなかった。

 何とか終盤勝負に持ち込みたかった錦江湾だったが、樟南打線が8回に爆発する。

 一死満塁から2番・塚原 隼成(2年)が右前2点適時打を放ち、4番・迫山 寛汰(2年)の中前適時打、6番・東 大地(1年)の中越え三塁打と打線がつながり、打者11人で6得点のビッグイニングを作った。

 その裏、錦江湾は先頭の代打・和田 龍空(2年)が中越え三塁打を放ち、内野ゴロで一矢報いたが、反撃もここまでだった。