楽天の高田 孝一投手(26歳・平塚学園)が戦力外となった。平塚学園時代は、1年秋からスーパーな活躍を見せる。伸びのある130キロ台後半の速球、切れのあるスライダーをコントロール良く投げ分け、チームを準決勝まで導き、準決勝では東海大相模と対決。吉田 凌投手(ロッテ)との投げ合いになり、延長12回まで1失点に抑え、サヨナラ勝ちで関東大会出場に導いた。速球も140キロ台中盤まで速くなり、横浜・藤平 尚真投手(楽天)に並ぶ投手へ成長した。
法政大ではリーグ戦31試合登板し、7勝をマーク。ウエイトトレーニングに力を入れ、最速155キロをマークする剛腕に成長した。20年のドラフトでは2位指名を受け、即戦力投手としての期待を受けたが、なかなか一軍定着に至らなかった。23年は7試合で防御率1.86と好成績を残し、今季はブレイクを狙ったが、二軍が主戦場。二軍では18試合に登板して、4勝1敗、防御率3.55で、一軍は5試合で防御率6.97だった。一軍最後の登板となった9月22日のソフトバンク戦で2回6失点の大炎上に終わった。