<令和6年度第77回秋季千葉県高等学校野球大会:千葉黎明 11ー4 専大松戸(6回コールド)>◇6日◇準決勝◇千葉県野球場

 3年連続の関東大会出場を狙った専大松戸は投手陣が大崩れして15安打11失点だった。持丸修一監督は「(千葉黎明打線)相手の打線の振りが鋭かったですね。これまでの相手とは全く違う。甘い球を逃さない打線でした」と脱帽。

 先発した髙橋 昊成投手(2年)は元々一塁手だったが、持丸監督にストライク取れる能力を見込まれ投手へ転向し、今大会は安定感のある投球をしていたが、5回途中まで7失点。

 持丸監督は「投手転向したばかりですので、今大会の結果はよくやったほうだと思います。でも春以降は投手歴の浅さは言い訳にならない。どれだけレベルアップできるかでしょう」とコメント。髙橋は「厳しいコースに投げないといけないチームとすぐに感じましたが、それを気にするあまり、甘く入ってしまった。千葉黎明さんぐらいのレベルが当たり前になるので、まだ自分は単純に技術がないので、これからの実戦練習でレベルアップしていきたいです」と意気込んだ。

 「とにかく投手のレベルアップです」と投手陣の底上げを最優先課題に語った持丸監督。果たして夏には投打ともに総合力が高いチームとして完成しているのか、注目だ。