村田 修一氏(東福岡出身)や長野 久義(筑陽学園出身)。さらには京田 陽太青森山田出身)など、これまで数多くのプロ野球選手を輩出してきた伝統校・日本大学。現在は東都大学野球の2部リーグに所属しているものの、過去には全日本大学選手権で優勝2回、準優勝5回の実績がある名門校だ。

 26日の専修大学との最終戦を終えて勝率で首位に立ったことで、2018年春季リーグ以来の優勝が決定。6月21日の入れ替え戦での1部復帰の期待が高まる。そんな日本大学にこの春、39名の選手が入部。新戦力として活躍が期待される選手たちばかり。そんな気になる新入生たちをこちらで紹介していきたい。

甲子園組や早くも1軍に帯同する期待のルーキーが入学



昌平出身・千田 泰智

 39名の新入生がいるなかでも先だって1軍の練習に参加しているのが、坂尾 浩汰(龍谷大平安)、橘田 陸斗山梨学院)、千田 泰智昌平)の3名。サウスポーの坂尾投手は龍谷大平安時代に、夏の独自大会で優勝を経験。千田選手は50m6.1秒を計測する快足を活かしたプレーが光り、独自大会では準優勝。片岡新監督も足の速さを高く評価し。専修大学との最終戦では千田は代走でリーグ戦デビューを果たした。

 山梨学院出身の橘田選手は、3人のなかでは唯一、甲子園を経験。最後となった甲子園交流試合・白樺学園戦で、1番・サードでスタメン出場している逸材だ。

 この3名が新入生のなかでも目立っているが、2軍にいる1年生も実力者揃いだ。

 星稜時代、2年生の時に夏の甲子園準優勝を経験した今井 秀輔は、この春から日本大学へ進学。甲子園の仙台育英戦では1試合7打点を叩き出す活躍で一気に注目を浴びる存在に成長。片岡監督からも、将来の右の大砲候補として期待がかけられており、リーグ戦デビューがいつになるか楽しみだ。

 内野手では習志野出身・角田 勇斗が、最も実績があり、パフォーマンスも高い選手だろう。これまで、千葉ロッテマリーンズジュニア、佐倉シニア、習志野とエリート街道を歩み続け、結果を残している角田。習志野時代は華麗な守備で、1年生春から試合に出続け、最後の1年は主将としてチームをまとめた。片岡監督からも主将の経験を活かした視野の広さを高く評価されている。早くからオープン戦で起用されるなど、首脳陣からの期待が高い選手だ。

 その角田とともに、習志野時代は選抜準優勝を経験した左腕・山内 翔太投手も、日本大学へ入学。現在は怪我の影響で、トレーニングを中心に取り組み、土台作っている最中。まずは治療に専念し、万全な状態で復帰してくることを心待ちにしたい。