セリーグ首位を走る阪神タイガース。今年は大卒のドラフト1位・佐藤輝明(仁川学院出身)の活躍が連日大きな話題となっているが、密かにレギュラー奪取へ活躍が続いている期待の社会人ルーキーが阪神にいる。

 三菱自動車岡崎からドラフト6位で加入した中野 拓夢日大山形出身)だ。高校時代に2年生で甲子園出場し、山形県勢初となるベスト4進出に貢献。その後、東北福祉大、三菱自動車岡崎と名門を渡り歩き、現在に至っている。

 10日の日本ハム戦では、2番ショートで4打数2安打1打点の結果で勝利に貢献。今後も即戦力として期待される中野だが、10日の試合までで50試合に出場。成績は以下の通りだ。

50試合出場 打率.298(151打数45安打)
本塁打1 打点13 盗塁12 四球15
出塁率.367 長打率.384 OPS.751

 規定打席には到達していないためランキングからは除外されてしまうが、打率でいえばリーグ8位相当。横浜DeNAの大卒ルーキー・牧 秀悟松本第一出身)を上回る成績。そして盗塁数に至ってはリーグベスト3位に食い込む活躍ぶりとなっている。

 全試合に出場する同期・佐藤に比べると試合数は少ないが、規定打席到達はまもなくだ。阪神のスーパールーキーは佐藤だけではないことを、中野が証明してくれるような活躍を今後みせてくれるか楽しみにしたい。