都立文京 岡崎の左前安打で逆転サヨナラ勝ち! 都立小平西・並木 魂の投球実らず



文京・鈴木駿飛投手

 都立文京都立小平西という都立の実力校同士の熱戦は、9回に思わぬ展開が待っていた。

 都立文京は背番号10の鈴木駿飛、都立小平西は背番号11の芦澤俊佑という、ともに背番号二桁の1年生投手が先発した。ただ鈴木に関しては、都立文京の梨本浩司監督は「エース格です」という。

 一方都立小平西は、この試合では4番・右翼手で出場している背番号1の並木優介との2枚看板といったところだ。

 先制したのは都立小平西。2回表に四球と失策、8番・萩野恵太の右中間の安打で一死満塁とし、9番・芦澤の三ゴロが併殺崩れとなり1点が入る。

 都立文京都立小平西の左腕・芦澤に、今一つタイミングが合わず、走者を出しても得点に至らない。そうした流れを変えたのが、1年生ながら4番に抜擢された須藤勇真であった。7回裏、敵失と死球に盗塁を絡め、二死二、三塁の場面で打席に立つ。

 この試合、ここまで安打はないが、「低めの真っ直ぐを強く打ちました」という打球は、強く振った分、意外と伸びて中堅手の頭の上を超える三塁打となり、2人が還り都立文京が逆転した。

 それでも都立小平西は8回表、この回先頭の3番・稲垣拓希が内野安打で出塁すると、4番・並木がレフトフェンス直撃の二塁打を放ち、まず同点に追いつく。さらに犠打と四球に盗塁もあり一死二、三塁の場面で、7番・近藤大生の三ゴロで、三塁走者の並木は本塁に突入し、ホームイン。記録は野選となり、都立小平西が逆転した。

 リードした都立小平西としては、投手を並木にスイッチするポイントが問題になる。芦澤は8回裏の都立文京の攻撃を無失点で抑え、9回裏のマウンドに立つ。「(芦澤は)完投したことはありません。8回まで104球でした。相手も合っていませんでした」と語る都立小平西の石田幹雄監督は、まず様子をみて、交代を判断するつもりでいた。

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