試合レポート

明大中野が大量14得点でコールド発進!指揮官は先制点を高評価「泥臭く1点を取ってくれた」

2024.07.16


明大中野・岡本良雄監督

<第106回全国高校野球選手権東東京大会:都立八丈1-14明大中野>◇14日◇3回戦◇明治神宮野球場

春の東京大会で4強入りを果たした明大中野が、都立八丈を相手に5回コールドの11安打14得点の大勝で次戦に駒を進めた。

初回から打線が繋がり4点を奪うと、3、4回に5点を追加。指揮を執る岡本 良雄監督も、「初戦の難しさがある中で、初回から先制できて勢いにのれたことがよかった」と満足げな表情で答えた。

大量得点で勝利したが、指揮官はアウトの内容にもこだわりを見せる。初回の攻撃では、先頭の吉田 海渡内野手(3年)が3塁打を放つと、2番・髙岡 珀人外野手(3年)が内野へ叩きつける内野安打で先制。岡本監督も、「1番の吉田は足が速いので、内野に転がせば先制できる。泥臭く1点を取る姿勢を見せてくれた」と高評価。その後の打線も続き、初回に3本の長打で4点を奪ったが、「5、6番と続けて打ち上げてアウトになった場面は課題です」と指摘していた。

この春は早稲田実日大豊山を破り、王者・帝京との準決勝でも8対9と持ち味の強力打線は存在感を見せていた。次戦もカギとなる打線について、「常に低い打球を打つ意識を持って、内野の間を抜いて繋ぐ野球を春から徹底してきた。夏も同じように戦っていきたい」と指揮官は選手たちに期待を寄せていた。

 

この記事の執筆者: 塩澤 風太

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.08.21

湘南工大附、厚木北などが勝利!神奈川秋季高校野球地区予選最終日

2024.08.21

智辯和歌山がコールド発進!和歌山県下高校野球新人戦

2024.08.21

中央学院が初戦で敗れ、敗者復活戦へ!拓大紅陵、成田は勝利!千葉秋季高校野球予選

2024.08.21

佐賀国スポの出場校が決定!関東一、京都国際ら甲子園4強など8校が出場

2024.08.21

愛知産大三河、刈谷工科などが5位決定戦へ!愛知高校野球西三河地区予選

2024.08.19

大社のエース左腕・馬庭はベンチスタート!神村学園はエース・今村が先発!ベスト4かけた両校のスタメンを発表!【24年・夏甲子園】

2024.08.18

岡山学芸館、倉敷商、創志学園などがシード!岡山高校野球秋季地区予選組み合わせ

2024.08.19

天理と智辯学園は同パートで勝ち上がれば準決勝で対戦!奈良秋季大会組み合わせ決定

2024.08.17

甲子園も大騒然!早稲田実業の「内野5人シフト」が成功!左ゴロを処理したスーパー1年生に大社の指揮官も驚愕

2024.08.19

愛知啓成、誉、一宮南、修文学院が4強入り!愛知高校野球尾張2次予選

2024.07.27

大阪桐蔭vs履正社のライバル対決!大阪桐蔭、2年生右腕に先発マウンド託す!【スタメン】

2024.07.25

まさかの7回コールドで敗戦...滋賀大会6連覇を目指した近江が準決勝で涙【2024夏の甲子園】

2024.07.24

享栄、愛工大名電を破った名古屋たちばなの快進撃は準々決勝で終わる...名門・中京大中京に屈する

2024.07.31

甲子園を逃した“超高校級”逸材リスト 超進学校に現れた二刀流、サイクルヒットの名門校捕手、佐々木朗希二世らが聖地を踏めず

2024.07.27

まさかの5回コールド...大阪桐蔭vs履正社の宿敵対決は12得点奪った大阪桐蔭に軍配!【2024夏の甲子園】