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優勝候補・東海大相模が大苦戦!5回まで4点ビハインドから逆転に成功し、初戦突破

2023.07.10


勝利を決めた東海大相模ナイン

<第105回全国高校野球選手権神奈川大会:東海大相模7ー5湘南学院>◇10日◇2回戦◇サーティーフォー保土ケ谷

 優勝候補・東海大相模が初戦を迎え、実力校・湘南学院と対戦。5回まで0対4と4点ビハインドのなか、終盤に逆転に成功。7対5で競り勝った。

 2回、湘南学院は無死満塁のチャンスから内野安打と犠飛で2点を先制。さらに1番池田の中越え三塁打でさらに2点を追加し、4点を入れた。

 湘南学院の先発・藤枝 幸祐投手(3年)は120キロ後半の速球と90キロ台のカーブのコンビネーションで、東海大相模打線から凡打の山を築く。

  6回、東海大相模は5番・松本 ジョセフ内野手(3年)のバックスクリーンへ飛び込む2ランで反撃開始。さらに7回、1番・山内 教輔外野手(3年)の2点適時三塁打で同点に追いつくと、2番・持丸 春聡外野手(3年)のスクイズで一時、勝ち越しに成功する。しかし8回、湘南学院はここまで力投の藤枝が同点適時打を放ち、再び試合は振り出しに。

 そして8回、東海大相模は8番・木村 海達捕手(2年)の左越え適時二塁打で勝ち越しに成功。この2点のリードを1年右腕の福田 拓翔投手が最速142キロの直球と切れ味鋭いスライダーを武器に湘南学院打線を抑え、勝利を決めた。

 試合後、原俊介監督は『非常に苦しい試合でした。生徒たちが本当に頑張ってくれたと思います」と何度も選手の活躍を称えていた。

一時、勝ち越しのスクイズを決めた持丸(東海大相模)

勝利を決めた東海大相模ナイン

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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