News

中日は指名10人中、甲子園経験者は2人!< 2023ドラフト選手の甲子園戦歴①>

2023.11.05


10月26日にドラフト会議が行われ支配下72人、育成50人の合計122人が指名された。その経歴は様々だが、その全員が高校野球を経験している。高校野球の集大成ともいえる甲子園に出場経験のある選手は、どれだけいるのだろうか。球団ごとに確認していきたい。
中日は支配下で6人、育成で4人の合計10人を指名した。ドラフト1位の草加 勝投手(創志学園→亜細亜大)は創志学園(岡山)時代で西 純矢投手(現・阪神)の控え投手だった。チームは2年夏に甲子園へ出場するも、自身の出場機会はなかった。ドラフト2位の津田 啓史内野手(横浜高→三菱重工East)は、横浜(神奈川)時代に出場経験がある。1年夏の甲子園はベンチ入りしながら出場機会に恵まれなかったが、2年春の甲子園では「2番・遊撃手」でスタメン出場。明豊(大分)に敗れて初戦敗退となったものの、5打数2安打と気を吐いた。

ドラフト3位の辻本 倫太郎内野手(北海→仙台大)は甲子園出場経験がない。チームは1年夏に阪口 皓亮投手(現・ヤクルト)を擁して甲子園に出場するも自身はベンチ外だった。
ドラフト4位の福田 幸之介投手(履正社)は3年春夏と2度、甲子園に出場している。春1試合、夏3試合と合計4試合の登板で、17回を投げ防御率3.18の成績だった。その甲子園以上に印象的だったのが、3年夏の大阪大会決勝だ。前田 悠伍投手(大阪桐蔭→ソフトバンク1位)と投げ合い、3安打完封勝利。一気に知名度を上げた。

独立リーグ経由で指名された5位の土生 翔太投手(横浜高→桜美林大→BC茨城)は、1年夏、2年夏、3年夏とチームは甲子園に出場しているもののベンチ外となり出場がなかった。
ドラフト6位の加藤 竜馬投手(大阪偕星学園→亜細亜大→東邦ガス)も甲子園出場経験はない。育成ドラフトで指名された4選手も自身が甲子園に出場した経験はなかった。

<中日の指名選手>
※◎は甲子園で自身が出場経験あり
1位:草加 勝(創志学園→亜細亜大)
2位:津田 啓史横浜高→三菱重工East)◎
3位:辻本 倫太郎(北海→仙台大)
4位:福田 幸之介履正社)◎
5位:土生 翔太(横浜高→桜美林大→BC茨城)
6位:加藤 竜馬(大阪偕星学園→亜細亜大→東邦ガス)
育成1位:日渡 騰輝霞ヶ浦→BC茨城)
育成2位:菊田 翔友享栄→四国IL愛媛)
育成3位:尾田 剛樹(高野山→大阪観光大→BC栃木)
育成4位:川上 理偉(大分→宮崎福祉医療カレッジ→KAL大分)

この記事の執筆者: 勝田 聡

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.06.29

北海は道内29連勝なるか、東海大札幌VS札幌日大の強豪対決も、30日に札幌支部で代表決定戦【2024夏の甲子園】

2024.06.29

昨秋3位の豊橋中央が登場、享栄破った実力見せる!30日愛知大会【2024夏の甲子園】

2024.06.29

激戦区・愛知が開幕!ノーシードから4連覇狙う愛工大名電が17得点の圧勝発進、大府、愛知産大三河も初戦を突破【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.27

高知・土佐高校に大型サイド右腕現る! 186cm酒井晶央が35年ぶりに名門を聖地へ導く!

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!