WBC優勝を経験した97年世代、伊藤大海と高橋奎二の特別トークショー マニアックすぎる質問にも真剣回答
高橋奎二と伊藤大海
7日、梅田に店舗を構えるミズノオオサカ茶屋町にてイベントを開催。日本ハム・伊藤 大海投手(駒大苫小牧出身)、ヤクルト・高橋 奎二投手(龍谷大平安出身)の2人がゲストとして来店。2人の姿を間近で見ようと、東京や広島と言った遠方から55人のファンが会場に駆け付けた。
互いに1997年世代ということで実現した今回のイベント。トークショーやじゃんけん大会。さらには記念撮影など、およそ1時間半のイベント。途中、2人がシーズンで使っているグラブを回してファンが触れてみるサプライズも。会場に来なければ出来ない貴重体験に喜ぶファンの姿もあった。また最後には会場にいるファンからの質問に答えるシーンがあったが、「どうやったら腕を振れるようになるか」とかなりマニアックな質問に、やや笑みを浮かべるシーンもあったが、真剣な質問にプロとしてのアドバイスを送る。
「シャドーが大事だと思います。タオルをもって腕を振る練習をして、そこからキャッチボールでどんどん球を投げていくのが良いと思います」(高橋)
「あまり肘より先を意識するよりも、肘を操作することを考えた方がいいかもしれないです。そうすれば肘から先がついてきますし、しなるようにも使えると思います」(伊藤)
他にもそれぞれが得意とする変化球の握り、リリースの感覚など、かなりマニアックな話も出てきたが、なかなか聞くことが出来ない話にファンは興味津々。ファンとって充実の時間になったのは間違いない。
選手たちも同級生ということもあり、伊藤は「同級生同士でしたし、普段とは違ったイベントだったので、楽しかったです」と語れば、高橋も「他球団の選手とトークショーをやることはないので楽しいですし、ファンの方々も喜んでもらえてよかった」とファンとの交流を満喫した。同時に2024年に向けて、ファンからパワーをもらったのではないだろうか。特に伊藤は既に開幕投手として指名されるなど、来季に向けての準備は既に始まっている。1997年生まれの2人の活躍を楽しみにしたい。