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ロッテ ドラフト10人のうち3人が甲子園球児 ドラ1上田は万波の横浜、髙橋宏斗の中京大中京に敗れた経験

2023.11.16


上田 希由翔(明治大)

10月26日にドラフト会議が行われ、支配下72人、育成50人の合計122人が指名された。その経歴は様々だが、その全員が高校野球を経験している。高校野球の集大成ともいえる甲子園に出場経験のある選手は、どれだけいるのだろうか。

ロッテはドラフト会議で支配下5人、育成5人の合計10人を指名した。ドラフト1位の上田 希由翔内野手(愛知産大三河出身)は、2年夏の甲子園に出場している。2年生ながら「4番・一塁」を任され2安打を放つも、万波 中正外野手(現・日本ハム)らを擁する横浜高(神奈川)に完封負けを喫し、初戦敗退となった。3年夏は愛知大会で髙橋 宏斗投手(現・中日)がエースの中京大中京に準々決勝で敗れた。

ドラフト2位の大谷 輝龍投手(小松大谷出身)、同3位の木村 優人投手(霞ヶ浦出身)、同4位の早坂 響投手(幕張総合出身)は甲子園出場がなかった。

ドラフト5位の寺地 隆成捕手(明徳義塾出身)は2年夏の甲子園に出場した。初戦で九州国際大付(福岡)に敗れたが、自身は「4番・三塁」で2安打をマークした。3年夏は高知大会準決勝で敗退した。

育成1位の武内 涼太投手(星稜出身)は2年春夏、3年夏と3度甲子園に出場。合計4試合の登板で15回を投げ、防御率6.00の成績だった。

育成ドラフトで指名された5人のなかでは、1位の武内が唯一の甲子園出場。2位の松石 信八投手(藤蔭出身)、同3位の高野 光海外野手(徳島・池田出身)、同4位の藤田 和樹外野手(延岡学園出身)、同5位の富山 紘之進捕手(会津北嶺出身)はいずれも甲子園への出場がなかった。

<ロッテの指名選手>
※◎は甲子園で自身が出場経験あり
1位:上田 希由翔愛知産大三河ー明治大)◎
2位:大谷 輝龍(小松大谷ーJFE東日本ー伏木海陸運送ーNLB富山)
3位:木村 優人霞ヶ浦
4位:早坂 響幕張総合
5位:寺地 隆成明徳義塾)◎
育成1位:武内 涼太星稜)◎
育成2位:松石 信八藤蔭
育成3位:高野 光海(徳島・池田ーNLB富山)
育成4位:藤田 和樹(延岡学園
育成5位:富山 紘之進(会津北嶺

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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