19年日本一を達成した履正社主力選手の現在地 NPB2人、社会人3人が継続へ
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桃谷惟吹と井上広大
野球シーズンが終わり、アマチュア球界では進路が発表され始めた。強豪チームで継続する選手もいれば、2023年をもって野球界を離れる選手もいることで、嬉しさと寂しさを感じる人もいるだろう。
4年前の夏の甲子園を制した履正社の決勝戦スタメン選手たちも続々と進路が発表されてきた。
当時、決勝の星稜戦(石川)でエース・奥川 恭伸投手(現ヤクルト)からホームランを放った井上 広大外野手は阪神、さらに3番に座った当時2年生・小深田 大地は横浜DeNAで奮闘中。1軍定着を目指して2024年シーズンもプレーする。
残り7人はアマチュア野球で継続しているが、当時主将だった野口 海音捕手だけ、卒業後は社会人野球へ。大阪ガスに入って切磋琢磨している。
その他は大学野球に進んだが、当時1番打者として活躍した桃谷 惟吹外野手はヤマハへ。立命館大進学後、3年生の秋に大学代表候補合宿に呼ばれるなど、大学でも実力を見せたスラッガーが、社会人でも活躍なるか。
さらに5番打者として2安打をマークした龍谷大・内倉 一冴内野手は日本製鉄瀬戸内に進むことが発表されている。
当時エースだった早稲田大・清水 大成投手や、明治大・西川 黎外野手、大阪体育大・野上 聖喜内野手は、今後についてまだ発表はない。動向には注目したいところだが、野球に限らず、次のステージでも活躍することを楽しみにしたい。
【決勝・星稜戦のスタメン】
1番(中)桃谷 惟吹:ヤマハ入社予定
2番(二)池田 凛:明治大
3番(三)小深田 大地:横浜DeNA
4番(右)井上 広大:阪神
5番(一)内倉 一冴:日本製鉄瀬戸内入社予定
6番(左)西川 黎:明治大卒業予定
7番(捕)野口 海音:大阪ガス
8番(遊)野上 聖喜:大阪体育大卒業予定
9番(投)清水 大成:早稲田大卒業予定