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元阪神のセーブ王が四国ILで日本球界復帰!最速148キロも2試合4奪三振の存在感 NPB復帰はあるのか!?

2024.04.20


四国IL・高知で日本球界復帰を果たしたドリス投手【提供:高知ファイティングドッグス】

阪神で活躍したラファエル・ドリス投手が四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスで日本球界復帰を果たした。

阪神時代には、2016年からの4シーズンで208登板、96セーブ、防御率2.49。17年にはセーブ王を獲得した元守護神。2020年からはMLBブルージェイズなどで活躍してきたが、36歳になった今年、日本に帰ってきた。
独立リーグで腕を振る剛腕は、入団発表時に球団のホームページでコメントを発表。「また日本に戻ってきて野球ができることに大変嬉しく思います。フィジカル面も健康で阪神タイガースでプレーした5年前と変わらないのでNPBでまた投げられるようにアピールしていきたいと思います」とNPB復帰へ意欲を見せていた。

復帰初戦となったのは、4月12日の愛媛マンダリンパイレーツ戦。2017年には161キロを投げたドリス投手だが、この日の最速148キロ。それでも2つの三振を奪い、三者凡退に切って取った。さらには復帰2戦目の徳島インディゴソックス戦でも1回2奪三振無失点と、高い奪三振能力でその実力を見せつけている。実績は十分なだけに、球速やキレがあがっていけば、中継ぎの緊急補強を必要とするNPB球団が手を挙げる可能性もゼロではない。

対戦した徳島ISの岡本 哲司監督は、「NPB時代に一軍で活躍していた投手と対戦できることは大きい。マウンドの姿勢などをどんどん吸収して欲しい」とライバル球団の選手ながら、手本となる存在だと語っている。

高知FDは、藤川 球児投手(高知商)や伊良部 秀輝投手(尽誠学園)といったメジャー経験のある選手や、昨年中継ぎとしてチームの優勝に貢献した石井 大智投手(秋田高専)など、阪神と縁のある選手も多く在籍していた。さらには、メジャー通算で.打率312、555本塁打1831打点の大砲マニー・ラミレス選手がプレーするなど、大物選手がプレーした過去もある。ドリス投手の復帰でまた一段と、四国ILへの注目度が高まりそうだ。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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