今年の千葉の好投手22人! メジャーのスカウトも熱視線を送る2m右腕、完成度バツグンの149キロ右腕らが千葉を盛り上げる!【注目投手リスト】
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梅澤翔大(専大松戸)、菊地ハルン(千葉学芸)、早川純暉(光英VERITAS)
第106回全国高等学校野球選手権千葉大会の組み合わせ抽選会が13日に行われる。今年は投打ともに人材が揃う1年だ。まずはプロが注目する逸材や夏に浮上しそうなノーシードの逸材まで、好投手を紹介していきたい。
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2m右腕・菊地が夏へ向けて状態高める 県内トップクラスの投手たち
まずはプロのスカウトが注目する2m右腕・菊地 ハルン投手(千葉学芸=3年)。春季県大会の千葉敬愛戦で2失点の完投勝利をあげた。春は追い込み練習を行い、夏へ最高の状態で投げられるよう調整を進めている。5月の練習試合・日大二戦では最速149キロを計測。直球だけではなく、カーブや、130キロ近いフォークも魅力的で、NPB12球団だけではなく、MLB球団のスカウトも訪れる。
149キロ右腕・梅澤 翔大投手(専大松戸=3年)は春季県大会で4試合28.1回を投げてわずか3失点の好投をみせた。テークバックが小さく、いきなり腕が出てくるようなフォームで投げ込まれる140キロ台中盤のストレートは伸びがあり、まともに捉えられる打者はほとんどいない。120キロ台後半のスライダーの切れ味も鋭く、総合力という点では今年の千葉ではNo.1投手だろう。しかし春季県大会初戦の木更津総合戦で打球が直撃。左足の痛みが県大会が終わっても引かず、親指を骨折していることが発覚し、手術を行った。春季関東大会ではベンチに外れたが、今月には復帰予定だという。県大会では短い登板間隔で完投もあったので、良い休養だったと思わせる投球を期待したい。
千葉 雄斗投手(木更津総合=3年)は春の県大会での登板は少なく、目立ったパフォーマンスができなかったが、140キロ中盤の速球は魅力的だ。三田村 悠吾投手(千葉黎明=3年)は恵まれた体格から140キロ中盤の速球を投げ込み、プロのスカウトも注目する逸材だ。
神谷 虎之介投手(我孫子二階堂=3年)は二松学舎大附を中退し、昨年から転入した147キロ右腕で、じわじわと評価は上がっている。まさに素材型の投手だが、夏まで評価を高めることができるか。工藤 将祐投手(市立船橋=3年)は140キロ台前半の速球を投げ込み、県内上位に入る好右腕だ。
チームを春ベスト16に導いた尼形 知樹投手(千葉明徳=3年)は春季県大会3回戦で専大松戸相手に5.2回を投げて自責点0の快投を見せた。左スリークォーターから135キロ前後の速球を両サイドにしっかりと投げ分け、120キロ台前半のスライダーを低めに集める好左腕だ。
早川 純暉投手(光英VERITAS=3年)はこの春は初戦敗退に終わったが、恵まれた体格から140キロ台前半の速球、120キロ台後半のスライダーで勝負する速球派右腕。夏までさらにパワーアップしているか注目だ。
竹内 界翔投手(拓大紅陵=3年)はしなやかな投球フォームから130キロ台後半の速球、キレのあるスライダーを投げ分ける実戦派右腕として評価が高い。