千葉学芸vs茂原北陵
長峰(千葉学芸)
千葉学芸が大久保の本塁打などで茂原北陵を振り切り3回戦進出!
青葉の森球場の第二試合は、千葉学芸対茂原北陵の二回戦が行われた。
両チームの先発、長峰、紺野の投げ合いで試合終盤までもつれたこの試合。茂原北陵紺野は6回に1点を許すも要所要所を気迫の投球で守りきり粘りのピッチング。
対する千葉学芸は、背番号11の1年ピッチャー長峰が1年生とは思えない、表情を顔に出さない冷静なピッチングで対抗。両投手が持ち味を十分発揮し締まった好ゲームとなった。
1点リードされて迎えた9回表千葉学芸の攻撃、しっかり守り最終回に望みをつなぎたかった茂原北陵。ここで千葉学芸のキャプテン大久保に値千金のホームランが飛び出し待望の追加点。流れを変えると更にこの回追加点をあげ3-0とし9回にきて茂原北陵を突き放しそのまま千葉学芸が勝利、3回戦に駒を進めた。
茂原北陵の応援団、千葉学芸の応援団に数では負けていたものの気迫あふれる魂のこもった熱い声援が数多くスタンドのナインに向けられていた。その声援に応えるかのように敗れはしたものの茂原北陵ナインはエース紺野をはじめとして実に活き活きとしたプレーを最後まで展開。登録選手15名で堂々と戦ったのは見事だった。
1、2年が主体のチームだけに秋以降の健闘に期待したい。抑える度に雄叫びをあげていたエース紺野の魂投が印象に残った試合となった。
勝った千葉学芸は、16日[stadium]袖ヶ浦球場[/stadium]の第二試合で小金を下した館山総合とで対戦する。この日先発完投した1年長峰のピッチングが注目される。
(文・撮影=国吉辰一)