News

春夏連覇達成の2018年大阪桐蔭ナインの現在地。根尾のほか、六大学、東都、強豪社会人などでも活躍

2022.12.06

春夏連覇達成の2018年大阪桐蔭ナインの現在地。根尾のほか、六大学、東都、強豪社会人などでも活躍 | 高校野球ドットコム
山田 健太・根尾 昂・藤原 恭大・中川 卓也

 甲子園を沸かせたチームを振り返るシリーズ。今回は2018年に史上初の2度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭(大阪)の主な選手を振り返る。(学年は当時)

投手 柿木 蓮(3年)=日本ハム
投手 横川 凱(3年)=巨人
投手 森本 昂佑(3年)=近畿大
投手 道端 晃大(3年)=同志社大
捕手 小泉 航平(3年)=NTT西日本
内野手 石川 瑞貴(3年)=Honda鈴鹿
内野手 大阪桐蔭山田 健太(3年)=立教大
内野手 中川 卓也(3年)=早稲田大
内野手 根尾 昂(3年)=中日
内野手 俵藤 夏冴(3年)=天理大
内野手 後藤 龍太朗(3年)=国士舘大
外野手 宮崎 仁斗(3年)=立教大
外野手 藤原 恭大(3年)=ロッテ
外野手 青地 斗舞(3年)=同志社大
外野手 宮脇 大地(3年)=國學院大

 2018年のドラフトで同一高校から最多タイの4人の指名を受けた世代。3球団からの指名を受け抽選の末、ロッテに入団した藤原。毎年大きな期待をされながら殻を破りきれていない印象だ。

 根尾は4球団から指名を受け中日に入団。遊撃手として入団するも、出場機会を増やすために今年外野手に転向。しかし課題の打撃が向上せずにいると、5月21日の広島戦で敗戦処理としてプロ初登板。交流戦明け後の6月は投手転向が発表された。これが転機となり、最終的には25試合に登板。投手としてのキャンプを経て、来季はどんな成績を残すのか注目だ。

 巨人に入団した横川と、日本ハムに入団した柿木はともに伸び悩んでいる。2人とも来季は育成契約が発表されている。

 左腕の森本は近畿大でも順調に成長を示し、直球は140キロ後半まで速くなった。

 立教大に進学した山田は、1年生時からチームの主軸としてリーグ戦に出場。4年時には主将を任されると、大学日本代表でも主将を務めた。ドラフト時には強打の内野手として注目を浴びたが、まさかの指名漏れとなった。

 また、中川は早稲田大でも主将を務め、3年秋にはベストナインを獲得した。宮崎は俊足強打の外野手として活躍。社会人でも継続予定だ。後藤は4番打者として牽引。東都2部、3部入れ替え戦でも4番として出場した。

 果たして23年、この世代は活躍を見せることができるか。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.06.29

北海は道内29連勝なるか、東海大札幌VS札幌日大の強豪対決も、30日に札幌支部で代表決定戦【2024夏の甲子園】

2024.06.29

昨秋3位の豊橋中央が登場、享栄破った実力見せる!30日愛知大会【2024夏の甲子園】

2024.06.29

激戦区・愛知が開幕!ノーシードから4連覇狙う愛工大名電が17得点の圧勝発進、大府、愛知産大三河も初戦を突破【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.27

高知・土佐高校に大型サイド右腕現る! 186cm酒井晶央が35年ぶりに名門を聖地へ導く!

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!