関根学園vs帝京長岡
関根学園背番号10・樋口が快投！初のベスト4進出
雨の影響で試合開始が遅れ、ナイトゲームとなった第4試合は、エース・持田 祥（3年）の好投で勝ち上がってきた帝京長岡と、神がかり的な逆転劇で勢いのある関根学園が対戦。
がっぷり四つの試合は終盤までもつれた。
初回関根学園は、帝京長岡先発のエース・持田の立ち上がりを攻め、好調の2番・平野（3年）がセンターオーバーのスリーベースでチャンスを作る。
だが、3番、4番が倒れ、先制点を奪えない。
関根学園先発の樋口（3年）は初回、先頭打者に四球を許すも後続を打ち取る。
二回以降、両先発の好投でスコアボードに0が並ぶ。
緊迫した試合展開の中、先制点を奪ったのは関根学園。六回、二死から四球をきっかけにチャンスを作ると、相手エラーで1点を先制。さらに続く5番・市橋（3年）のタイムリーでリードを2点に広げる。
関根学園は、八回にも平野のヒットと、4番・土田のタイムリーツーベースで1点を追加。
投げては、先発の樋口が120キロ代後半のストレートで強気に内角を攻め、帝京長岡打線を0封。被安打5の完封劇で3対0で勝利し、初めてベスト4に進出した。
（文＝町井敬史）
