高鍋vs都城泉ヶ丘
計40安打・33点の乱打戦!高鍋がようやく8回でコールドを決める。
三塁打を放った荒瀬(高鍋)
高鍋:46打数、25安打、16打点、2三振、5四死球、2犠打、3盗塁、2失策、10残塁
都城泉ヶ丘:37打数、15安打、11打点、6三振、6四死球、2犠打、3盗塁、6失策、9残塁
14時10分試合開始。17時10分試合終了。予想もしなかった3時間にわたる乱打戦となった。
高鍋が3回表までに、長短適時打や敵失から13対0。
試合が決まったかのように思えたが、高鍋は3回裏に継投策をとり、これによって歯車が狂い始めた。同時に、勝負をあきらめない都城泉ヶ丘の猛反撃が始まった。
5回表終わって13対4。
10点差コールドを免れた都城泉ヶ丘は、5回裏に6番友重が右越2点本塁打を放ち13対6と追い上げる。しかし、6回表に高鍋5番大橋から走者一掃の右越適時二塁打を浴びて16対6。
10点差がついたが、都城泉ヶ丘は同回裏に4番土屋の左越3点本塁打と、8番八重尾の中前適時打で16対10とし、再びコールド負けを免れた。
さらに、都城泉ヶ丘は7回裏に2点を返して16対12と、4点差まで追い上げをみせたが、8回に再び5失点して21対12。高鍋にとっては思わぬ苦戦となったが、結果的には打線がつながり、乱打戦を制するかたちでベスト8進出を決めた。
(写真・文=三角 竜之)