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上原浩治選手など5名のプロ野球選手を講師にNIKE BASEBALL CLINIC 2014を開催!【ナイキジャパン】

2014.12.13

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上原浩治選手など5名のプロ野球選手を講師にNIKE BASEBALL CLINIC 2014を開催!【ナイキジャパン】 | 高校野球ドットコム
NIKE BASEBALL CLINIC 2014

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上原浩治選手など5名のプロ野球選手を講師にNIKE BASEBALL CLINIC 2014を開催!【ナイキジャパン】 | 高校野球ドットコム

上原浩治選手(ボストン・レッドソックス)

【ナイキジャパン】上原浩治選手など5名のプロ野球選手を講師にNIKE BASEBALL CLINIC 2014を開催!

 12月13日、都内にて、中学3年生を対象にしたクリニック「NIKE BASEBALL CLINIC 2014」が開催された。

 このイベントは、軟式から硬式野球に移行する際に必要な練習方法、考え方、用具、またスポーツ選手として正しい体作りを行えるトレーニング方法をレクチャーするもので、東京都内、関東近郊の約90名の中学生が参加した。

 この日、講師として招かれたのが、昨年に続いて、レッドソックスの上原浩治選手。さらに、今回は、東京ヤクルトスワローズの大引啓次選手、読売ジャイアンツの野間口 貴彦選手、千葉ロッテマリーンズの清田育宏選手、横浜DeNAベイスターズの高城 俊人選手、スポーツトレーナーの木場克己氏などが講師として指導にあたった。

  中学生たちは、まず木場トレーナーによるストレッチで体をほぐして温めたあとは、チューブを使いながら、体幹トレーニングを行った。多くの選手が「体が軽くなった」と効果を実感。

 木場トレーナーによるウォーミングアップが終わった後、投手はブルペンで投球練習を開始。野手は3つの組に分かれ、ノック、ティー打撃、フリー打撃と分かれた。
 大引選手は、打撃練習では中学生たちに細かなアドバイスを送り、また守備でも全員を集めて、基本動作を教え込む場面も。大引選手が大事にしているのは、『打球を捕る形』だという。

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守備でアドバイスを送る大引啓次選手(東京ヤクルトスワローズ)

 緩いゴロに対しては、少しでも前で捕球。捕球をしながら送球動作に移行する大切さを中学生たちに伝えていた。指導を受けた選手たちは大引選手の教えを頭に刻み込みながら、真剣に練習に取り組んでいた。

 また、高城選手や清田選手も、中学生たちのティー打撃を見ながら、選手一人ずつアドバイスを送ると、最後は清田選手自らが中学生たちの前でバッティングを披露。レフト、ライト方向へ鋭い打球を飛ばし、選手たちにお手本となる打撃をみせた。

 投手陣たちは、上原選手、野間口選手が見守る中で、ブルペンで投球練習を実施。
 上原選手は、参加した選手との質疑応答の時間で、「ピッチングで意識していることはなんですか?」という質問に対し、「僕が意識しているのはバランスです。投球フォームは常にバランスを意識しながら投げています」と語った。

 そして、最後は、投手と野手3グループの対抗で、ベースランニング競争を行うと、この日、顔を初めて合わせた選手たちが団結をして、互いに声援を送るなど大いに盛り上がった。
 すべてのプログラムを終えて、上原選手は、
「僕は主に投手を中心に見ていましたが、もう少しキャッチボールをしっかりとするともっと良くなると思います。やはりここにいるプロ野球選手たちも、キャッチボールができているからこそ、この舞台で活躍できているので、ぜひキャッチボールを大事にしてほしいと思います」と改めてキャッチボールの大切さを中学生の選手たちに伝えた。

 また、大引選手は、
「中学生ですが、非常にレベルが高い選手が多かったですね。僕自身、楽しくやることが出来ました」とコメント。
 参加した中学生の選手たちもまた、
「プロ野球選手の方々に分かりやすく教えてもらい、本当に基礎を大事にしているんだなと今日は学びました。高校野球でも今日教えていただいたことを生かしていきたいです」と、笑顔でグラウンドをあとにした。
 来年、いよいよ高校野球に挑戦する選手たちにとって、中学3年の冬はとても大事な時期だ。そんな中で、野球選手として大切なことを学ぶことができた今回のNIKE BASEBALL CLINIC は、彼らにとって大きな財産となったはずだ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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