延岡学園vs東海大相模
延岡学園が終盤追い上げ、サヨナラ勝利。
9回裏延岡学園飯沼のサヨナラ打
宮崎県のチームに勝利がないまま迎えた招待野球最終戦。
最後の砦、昨秋(第135回九州地区高等学校野球大会宮崎県予選
)優勝の延岡学園が東海大相模に挑んだが、序盤から東海大相模が優位に試合を運ぶ。
犠飛で2点を奪うと、4回二死三塁から東海大相模1番千野が三塁線に絶妙なセーフティーバントを決めて3点目をあげる。
その裏、延岡学園が犠飛から1点を返すも、東海大相模は5回表に6番磯網のタイムリーで4対1。
再びリードを保つ。
早めに、試合をふりだしに戻したい延岡学園であったが、東海大相模のプロ注目右腕吉田凌からチャンスメイクができずにいた。
しかし、終盤8回。
吉田凌の球速が落ちはじめ、キレがなくなる。
そこを逃さず、延岡学園2番高見が一死二、三塁から右前適時打で2点を返した。
そして、9回裏。
延岡学園は一死から4番野﨑が四球で出塁すると、続く5番和田が三塁線を破る二塁打を放つ。
一死二、三塁になると、6番内田がカウント2-1からスクイズに成功。
ついに同点。
そこで、延岡学園が土壇場で勝負強さを発揮。
7番飯沼がサヨナラ打を放ち、貴重な1勝をおさめた。
(写真・文=三角 竜之)