県立五城目高等学校（秋田）
秋田県の中央部、南秋田郡五城目町にある県立五城目高等学校。五城目町、井川町、八郎潟町、潟上市（天王地区を除く）からなる湖東地区唯一の高校という事で、地域の方々との絆も深く、期待も大きい学校です。
レスリング部、弓道部、カヌー部がインターハイに出場経験があり、レスリング部のOBには、モントリオールオリンピックで男子68kg級の銅メダルを獲得した菅原 弥三郎氏。同じくレスリング部には、インターハイ3位の実績を持ちながらボクシングに転向、WBA世界ジュニアミドル級王者となり8度の防衛に成功した元プロボクサー・工藤 政志氏がいます。
野球部は、夏の勝利は2011年から遠ざかっています。しかし、今年のチームはひと味違います！前向きに高い意識を持ち、勝つための実戦練習を徹底して行っているとのこと。春の大会では、昨秋ベスト8で21世紀枠推薦校（関連記事）にもなった秋田中央と対戦し、手ごたえをつかみました。
夏の勝利、そして甲子園を目指し、すべてにおいて全力を尽くすという五城目野球部を主将の河内 拓真君に紹介していただきましょう！
チーム基本情報を紹介！
■ 五城目の河内 拓真君（学年：3年/役職：主将）にお話を伺いました！
Q. 部員は何人いますか？
1年生が8人、2年生が19人、3年生が12人の合計39人です！
Q. 平日の練習時間は何時から何時までですか？
15時55分から19時の3時間です。
Q. 15時55分、という辺りにこだわりを感じますね。では練習グラウンドの環境を教えてください。
野球部専用グラウンドに加え、ビニールハウスが2棟あり、恵まれた環境にあります！
いつでも練習に取り組めますね！
今年のチームについて
河内 拓真主将（県立五城目高等学校）
Q. 今年のチームのウリ（セールスポイント）を3つ教えてください。
「組織力」「走塁意識」「攻撃力」この3つがチームのセールスポイントです。
Q. 春季大会を振り返って、収穫や課題などはありましたか？
昨秋県ベスト8の秋田中央高校に地区大会初戦で4対6で敗戦したのですが、手応えを感じました！新監督の下で取り組んできた、次の次の塁を狙う走塁、絶対に諦めずすべてにおいての全力プレー、スーパーメンタルをさらに磨き、甲子園での勝利を勝ち取りたいです！
Q. 力強いですね！ところで、雪が降ってグラウンドで練習ができないときは、どういう工夫をして練習をしてきましたか？
雪上でも、とにかく走り込みを行いました。
Q. かなり力が付きそうですね！さて、夏を迎えるにあたって、どんな気持ちで練習していますか？重点を置いている練習があれば教えてください。
走塁と投手力の向上が必要だと思っています。監督も替わり、実戦練習がとにかく増えました。甲子園で勝つことが目標なので、とにかく高い意識を持って練習しています。
Q. 期待しています！では、このチームのキーマンを教えてください。
夏を戦うにあたり、投手陣がキーマンになると思います。投手陣8人、全員がキーマンです！
ありがとうございました！
畠山 柊弥選手（県立五城目高等学校）
Q. 高校野球のどんなところが好きですか？
畠山 柊弥（以下「畠山」）：全力でプレーすることで、周囲の人達を感動させることができるところ！
小熊 洸（以下「小熊」）：熱いところです！
Q. 一番好きな練習は何ですか？
畠山：ピッチング練習が好きです！
小熊：自分は守備練習です！
Q. 一番キツいと感じる練習は何ですか？
畠山：体幹トレーニングとランニングメニューですね。
小熊：確かにランニングメニューはキツいです！
Q. ランニングはメンタルを磨くのにも役立つと思いますよ！では、引退までにこの高校と対戦してみたいという高校はどこですか？
畠山：明桜高校。中学時代のエースがいるので投げ合って勝ちたいです。
小熊：金足農業高校と対戦したいです。前監督さんに、勝って恩返しがしたい！
Q. どちらも対戦できたら楽しそうですね！一番好きな応援歌は何ですか？
畠山：「アフリカンシンフォニー」です！
小熊：「晴伝説」！
Q. 野球をする上でモットーにしている、好きな言葉を教えてください！
畠山：「日進月歩」です。
沓澤：「人事を尽くして天命を待つ」！
ありがとうございました！
指導者が語る！このチームの強み
■勝田 慎監督に質問！
Q. 今年は、どんなチームを目指してきたのでしょうか？
今年度、前監督の転勤により指導者が替わり、取り組む野球も変わりました。選手権までの期間に、生徒達の基本スキルの底上げをとことん追求しながら、チーム戦術のクオリティーをより高めていきたいと考えています。
本校が取り組む「スーパーメンタル」と全てにおいて全力を尽くす頑張りで、見ている人達がワクワクし、応援したくなるようなチームを目指したいと思います。
部訓「克己躍進」の下、地域の方々にとっても、熱い長い夏になるよう一所懸命頑張ります。
引き続き高い意識を持ち、夏に向けて飛躍してください！ありがとうございました！
