Column

出動!球児に聞き隊!【野球を始めたきっかけは?】

2016.05.25

 夏の大会まで2ヶ月弱と、もうすぐ3年生にとっては最後の大会が迫ってきている高校野球界ですが、野球は高校までと考えている球児もいるのではないでしょうか。終わりがあれば必ず始まりもあります。ここまで高校野球を続けてきた球児たちには、今一度野球を始めたきっかけを思い出して、感謝の気持ちを持って最後まで悔いのないようにプレーしていってほしいと思います。そこで今回は野球を始めたきっかけについて調査してきました!様々な意見が飛び出し、興味深い結果となりました!

野球を始めたきっかけは?

1位 友達に誘われたから
今回1番多かったのは、「友達に誘われたこと」でした。「学校の友達が野球をやっていて誘われました」という意見が多く、中には「誘われて一緒に始めた友達が今では一番のライバルです!」と答えてくれた球児もいました。友達と同じチームに入ると、共通の話題作りにもつながりますし、チームワークの向上やさらに友情を深めることができます。さらには、互いに切磋琢磨して、互いに成長できるということもあり良いこと尽くしです!

2位 家族が野球中継を見ていたから
2位は「家族が野球中継を見ていた」ことでした。「父が野球中継をいつも見ていて、自分もその楽しさに気づきました!」という回答や、「祖父が巨人ファンなので自分は今も巨人ファンです。小さいころの夢はプロ野球選手でした」という意見も聞くことが出来ました。家族の影響は絶大で、友達に誘われたという意見同様に多くの回答がありました。現在の球児たちのお父さんもおじいさんもそうして野球を始めたのかもしれませんね!

3位 父とのキャッチボール
3位には「父とのキャッチボール」がランクインしました!「父が野球をやっていていつもキャッチボールをしていました」という球児や、「自分が父親になった時も子供とキャッチボールがしたい」という球児、また「今ではいい思い出です」と感慨にふける球児もいました。やはり、父の背中は偉大で、今でも少年の日の良き思い出として球児たちの心に刻まれているようです。

 他には父に連れられて野球チームに行ったことがきっかけとなった球児や、兄弟が野球をやっていたことがきっかけとなったという意見も聞かれました。やはり、家族の影響は大きいですね!また少数意見として、中学生の時に突如野球がしたくなったという回答や、1番得意なスポーツだったからだという意見もありました。

 今回の調査で、球児たちが野球を始めたのは友達や家族の影響が大きいことが分かりました。そして今も野球が続けられているのは、家族の支え、影響が大きいようですね。球児たちには最後のワンプレーまで感謝の気持ちを忘れず、プレーしてほしいと思います。今後も、全国各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!

このページのトップへ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.26

【南北海道】函館支部では函館大有斗が9回サヨナラ、函館大谷はコールド勝ち【2024夏の甲子園】

2024.06.25

昨夏甲子園16強・北海の卒業生進路紹介!元巨人外野手の息子らが中央大、147キロ右腕は社会人へ

2024.06.25

【南北海道】室蘭支部では駒大苫小牧が北海道栄に完封勝ち、次戦の相手は苫小牧中央【2024夏の甲子園】

2024.06.26

【南北海道】小樽支部予選では、リベンジに燃える倶知安が初戦【2024夏の甲子園】

2024.06.26

【北北海道】旭川支部予選で、旭川実の151キロ右腕・田中が6回完全、11連続を含む15奪三振の快投【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.23

大阪桐蔭が名門・日体大に1勝1分け! スター選手たちが快投・豪快弾・猛打賞! スーパー1年生もスタメン出場 【交流試合】

2024.06.21

沖縄大会が22日開幕!八重山商工、宮古、小禄が登場、開幕戦での白星一番乗りは?【2024夏の甲子園】

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在41地区が決定、長崎、高知、新潟、大分などでシードが決まる〈6月10日〉

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.14

【福岡】九州国際大付は小倉商、東海大福岡は小倉南、春日は大川樟風、福岡大大濠は輝翔館と対戦【2024夏の甲子園】