山口大会の開会式は面白い!
山口大会の開会式は面白い!
第99回全国高等学校野球選手権地方大会。昨日(14日)は、27大会で195試合が行われました。大阪大会では選抜準優勝の履正社が1回戦で常翔啓光学園にコールド勝ち。3番の安田尚憲選手が6回に2ランを放ち、高校通算本塁打が60号に到達しました。
今日(15日)は47大会で今夏最多の413試合が予定されています。13日に開会式が行われた富山と福井で試合がスタート。鳥取、島根、山口、高知4大会が開幕、南北海道大会は[stadium]札幌円山球場[/stadium]でベスト16による戦いが始まります。沖縄大会は準決勝です。
さて、知れば知るほど面白い各地の開会式。これまで愛知大会と兵庫大会を紹介しましたが、今回は今日開幕の山口大会を紹介します。
山口大会は開幕日から4球場で2試合ずつの計8試合が予定されていますが、全て第1試合が10時30分開始。福井
、富山、千葉のように前日や前々日に開会式だけを実施しているわけではないのに、朝早く同じ時間での試合開始。果たして、開会式はいつ行われていると思いますか?
実は、4球場全てで同時刻に開会式を行っているのです。当然、選手宣誓もそれぞれの会場で行うため、4校の主将が大役を担当します。
今年は、
・[stadium]津田恒実メモリアルスタジアム[/stadium](周南市)が高川学園の市成啓悟主将、
・[stadium]ビジコム柳井スタジアム[/stadium]が柳井学園の東大斗主将、
・[stadium]ユーピーアールスタジアム[/stadium](宇部市)が宇部西の日下翔太郎主将、
・[stadium]オーヴィジョンスタジアム下関[/stadium](下関市)が下関商の日力崇太主将
が選手宣誓をします。
全国的に見ると、支部大会がある北北海道と南北海道はそれぞれの支部大会と本大会で選手宣誓者がいますが、組み合わせ表(ヤグラ)が一本になっている他の地区で複数の主将が選手宣誓をするのは山口大会だけなんです。
ちなみに、山口大会では地区ごとに抽選をして3回戦まで行い、準々決勝を「決勝大会」という全国でも珍しい文化もあるんです。
こうやって見てみると、抽選方法、開会式のやり方など、各地で色んな文化がありますね。
(文:松倉雄太)
知れば知るほど面白い、各地の開会式
・愛知大会の全国唯一とは!?
・兵庫大会の開会式はスピーディー