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選抜までにココを成長!神宮大会出場野手編【出動!球児に聞き隊!】

2017.11.22

 今回の球児に聞き隊は、選抜までに何を成長させたいか?です。各地区の優勝校だけが出場できる、明治神宮大会。来春の選抜出場が当確している中で、秋の日本一を決める大会です。
 今回は出場選手に、選抜までにどこを伸ばしたいかを聞きました。それぞれ自分の課題、目標があると思います。どんな回答が得られるのでしょうか?今回は野手編です!

選抜までに自分のどこを伸ばすか?!

・確率の高い打撃ができるようにする(明徳義塾・谷合)
明徳義塾の主砲・谷合 悠斗。1年夏から中軸を任されていた谷合だが、今秋は不振に陥り、神宮大会準決勝まで6番に座った。しかし静岡戦で本塁打を放ち、復調に兆しを見せ決勝では4番に復帰。3安打の猛打賞の活躍を見せ、優勝に大きく貢献した。そんな谷合は「確率のある打撃を身につけたいです。さらに鋭い打球を打ちたいですし、体と相談しながらですけど一回り体も大きくしたいですね」と抱負を口にした。今夏、甲子園で本塁打を記録した打棒を選抜でも見せてほしいですね!

・バッテリー間のコミュ二ケーション(中央学院・池田)
初の神宮大会出場となった中央学院。正捕手の池田 翔は「自分たちにプレーができなかった」と悔しさをにじませた。優勝した明徳義塾相手に、終盤追い上げたものの敗戦した。「(二刀流のエース)大谷 拓海をリードする上で支えきれなかったので、バッテリー間のコミュニケーションを増やさないといけない」と反省を口にした。選抜でさらに高いレベルとなった池田選手を見てみたいものです!

・長打力を身につける(日本航空石川・小坂)
こちらも初出場となった日本航空石川の2番・小坂 敏輝は初戦の日大三戦で2安打を放ち勝利に貢献。しかし2回戦の静岡戦では無安打に終わり、チームも敗れた。小坂は「打撃はかなり良くなりました。しかしもっと良くしないといけない」と反省を口にした。「チームではマシンで速めのスピードに設定して見極めの練習をしていますが、自分は長打力を身につけたいです」と、攻撃的2番打者になることを誓った。選抜での活躍が楽しみです!

 決して現状に満足することなく、成長を誓った神宮大会出場選手たち。これからのオフシーズンでの取り組みが、選抜へと繋がるはずです。怪我に気を付け、選抜で活躍できるように頑張ってもらいたいですね!

 以上となります。神宮大会で残った課題をぜひ生かし、選抜で飛躍してくれることに期待です!来週は野手編を紹介します!お楽しみに!

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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