上原浩治が巨人復帰!メジャー9年間で培ってきたテクニカルを見逃すな!
上原浩治投手
カブスからFAとなっている上原浩治投手が巨人に復帰することがきまった。日本では先発投手として活躍してきた上原は、MLBでもクローザーやセットアッパーとして活躍を残した。今回の経験値をさらに高めた上原の加入は、巨人にとっては大きな補強となる。
野球ファンにとって楽しみなのは、メジャーで培ってきた上原のピッチングを見られることである。上原は平均球速が140キロ前後で、MLBの世界では球速は遅い投手であるが、回転数の高いストレートと落差抜群のスプリットのコンビネーションがはまり、MLBでプレーした9年間のうちの8年間は、投球回以上の三振を奪うことに成功。さらに、レッドソックス時代では、2013年に世界一を経験。2016年には、日本人7人目の100勝100セーブを挙げた。
昨季は43試合に登板を果たし、カブスの中継ぎ投手として活躍。
3年前、広島東洋カープに復帰した黒田博樹投手が、チーム内の若手投手に対し、自身が経験したことを伝え、若手育成に貢献したように、巨人の投手陣も上原から多くのことを学ぶことが出来れば、チームの底上げにもなりそうだ。