清宮幸太郎が2本塁打!!ここから本領発揮なるか?
清宮幸太郎選手(丸亀城西戦より)
4月20日、北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・清宮幸太郎選手が、千葉ロッテとの二軍戦でプロ初本塁打を含む2本の3ランを放った。
清宮はキャンプから体調不良でチームから離れたり、オープン戦の途中でも入院するなどアクシデントが続いていた。復帰してもなかなか実戦感覚は戻らず、無安打が続いた。しかし4月17日、東北楽天との二軍戦で安楽 智大からプロ初安打となる二塁打を打ってから調子を上げてきた。
20日の本塁打を振り返ると、2本とも千葉ロッテ・西野勇士が得意とするフォークを打ったものであった。多少甘かったとはいえ、確実に仕留めるところは、ただものではない。
打撃フォームを見ても復調の兆しを感じさせるものであった。清宮は高校試合から体の捻りを小さくして、捉える打撃フォームにモデルチェンジ。良いときの清宮は手元までうまく呼び込んで、ベストなタイミングで手首がかえって振り抜ける。実戦復帰してからはタイミングをつかめずにいたが、ようやく自分のタイミングで打つことができたのではないだろうか。
高校時代から打ち始めたら止まらなかった清宮。今日の2本塁打をきっかけに本領発揮となるか、注目していきたい。