富岡西vs城東
富岡西「一撃必殺」で第4シード・城東を破る！
3番・佐藤 亮太（3年・178センチ78キロ・右投右打・阿南市立阿南中出身）高校通算18本塁打
4番・小田 倭（3年・187センチ92キロ・右投右打・阿南市立阿南第一中出身）高校通算16本塁打
5番・浮橋 幸汰（2年・174センチ76キロ・右投左打・阿南市立阿南第一中出身）高校通算10本塁打
＊徳島大会2回戦終了時点
このように四国内公立校屈指の破壊力を誇る富岡西のクリーンナップ。が、第4シード・城東との準々決勝ではクリーンナップを口火に前後の打者も活躍した。
象徴的なのは2回表の先制5得点。先頭打者の浮橋が城東エース・武口 哲也（3年・177センチ80キロ・右投左打・徳島市加茂名中出身）から大会第8号・高校通算11本目の先制アーチをライト芝生席にかけると、6番の片山 誠也（3年・一塁手・172センチ66キロ・右投右打・阿南市立阿南第二中出身）も左越三塁打で続き、背番号20の7番・山﨑 光希（2年・左翼手・169センチ61キロ・右投左打・阿南市立羽ノ浦中出身）が2点目となる適時中前打。さらに犠打で送った一死二塁からは9番・村上 大祐（3年主将・捕手・172センチ66キロ・右投右打・阿南市立阿南第二中出身）の右翼線二塁打を契機に3者連続の適時打で突き放した。
これに対し、城東も6回裏に二死から6番・武口の左越適時二塁打など怒涛の5連打で3点を返し追撃。が、富岡西は浮橋から引き継ぎ7回からマウンドに上がった佐野 健太（3年・180センチ74キロ・右投右打・阿南市立阿南中出身）がスリークォーターの特性を巧く使ったシュート回転のストレート、スライダーを多投し3回を2安打2四死球無失点リリーフ。準決勝シード勢独占を阻止した富岡西が、2年ぶりに準決勝へと駒を進めた。
（レポート＝寺下 友徳）
