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まさに戦国千葉…!ベスト16校中、8校がノーシード!

2019.07.21

まさに戦国千葉…!ベスト16校中、8校がノーシード! | 高校野球ドットコム
長岡秀樹(八千代松陰)

まさに戦国千葉…!ベスト16校中、8校がノーシード!

 10日に開幕した千葉大会も雨天順延がありながらもベスト16が出揃った。今年はAシードの専大松戸が破れ、Cシードは東京学館以外の7校が敗退と波乱含みの大会となっている。
シード別でみていきたい。

【Aシード】
木更津総合
銚子商
習志野
【Bシード】
成田
千葉明徳
東海大市原望洋
千葉学芸
【Cシード】
東京学館
【ノーシード】
市立柏
船橋東
八千代松陰
八千代東
千葉市川
市立船橋
千葉商大付
市原中央

 Aシードの専大松戸を破った八千代松陰は、もともと潜在能力が高かった選手たちが多かった。千葉県ナンバーワンショート・長岡秀樹、強肩巧打の外野手・大竹隼平が148キロサイド・横山陸人から本塁打を放ち、昨秋のスタート時点ではエースという立ち位置ではなかったが、地道な取り組みで、コントロールも変化球もレベルアップさせた川和田 悠太が専大松戸打線を1失点に抑えた。

 八千代松陰のほか、シード校を破って、ベスト16まで勝ち進んでいるのは千葉市川、市立柏船橋東市立船橋八千代東の5校でシード校を破った勢いで勝ち上がっている。

 前評判が高かった八千代松陰市立柏市立船橋は地力の高さを発揮しているが、船橋東は春の地区予選で東京学館船橋に0対8で負けて県大会に進めなかったチームである。また、千葉市川のエース・加來壮太郎は秋に専大松戸にコールド負け、春の県大会も初戦敗退、そういう悔しい経験を乗り越えて、夏では千葉黎明を完封するまでの技巧派左腕へ成長。秋、春で悔しさを味わっているチーム、選手が夏にかけて力をつけてベスト16入りしているのは大きく勇気づけられる。

 ちなみに千葉大会でノーシードから頂点に立ったのは2010年の成田が最後。その後はシード校が千葉の頂点に立っている。果たして、選抜準優勝の習志野が勝ち取るのか?4連覇を狙う木更津総合なのか?またはノーシードの学校が頂点に立つのか?

 21日の5回戦の予定は以下の通り。

第101回 全国高等学校野球選手権 千葉大会
5回戦 木更津総合    8  -  1    東京学館 ゼットエーボールパーク 応援メッセージ
千葉明徳    7  -  5    市立柏 ゼットエーボールパーク 応援メッセージ
市川    7  -  5    銚子商 ゼットエーボールパーク 応援メッセージ
八千代松陰    5  -  0    八千代東 県立柏の葉公園野球場 応援メッセージ
成田    12  -  2    船橋東 県立柏の葉公園野球場 応援メッセージ
習志野    5  -  2    千葉商大付 ZOZOマリンスタジアム 応援メッセージ
市立船橋    6  -  0    東海大市原望洋 ZOZOマリンスタジアム 応援メッセージ
市原中央    6  -  4    千葉学芸 ZOZOマリンスタジアム 応援メッセージ


 ベスト8に勝ち進むチームはどのチームになるのか?またシードを破るチームは出てくるのか?見逃せない。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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