優秀候補・東海大相模に相模原が挑む!いよいよ佳境の神奈川ベスト4の顔ぶれ!
山村 崇嘉(東海大相模)
優秀候補・東海大相模に相模原が挑む!いよいよ佳境の神奈川ベスト4の顔ぶれ!
27日、準決勝が行われる神奈川大会。令和最初の夏の神奈川王者は4校にまで絞られた。ベスト4の顔ぶれと、ここからの展望を見て行く。
【第3シード】
日大藤沢
【ノーシード】
相模原
なんと言っても、準々決勝で優勝候補の一角だった横浜を破った相模原が注目だ。横浜が誇る木下、松本、及川の強力投手陣に合計12安打を浴びせ、8得点。準決勝では優勝候補の大本命・東海大相模と激突するが、続けてジャイアントキリングを果たし、1990年の横浜商業以来、29年ぶりの公立校の優勝を果たせるか。
第1シードの鎌倉学園を破って4強進出の日大藤沢は、2007年の選抜以来の聖地を目指す。対するは投打に戦力が充実する桐光学園。日大藤沢の好投手・武富陸と、桐光学園の強力打線の勝負に注目だ。
各校のこれまでの戦いは以下の通り。
▼日大藤沢
3回戦でプロ注目の大型左腕・佐藤 一磨を擁する横浜隼人に競り勝つと、勢いに乗った。打撃陣は5試合で37得点と強力。こちらも注目のエース左腕・武富 陸は初戦で5回、横浜隼人戦で10回完投。3、4回戦では登板なしと休養も十分で臨んだ鎌倉学園戦では1失点完投勝利を挙げた。
▼桐光学園
ここまで5試合で得点53、失点6と圧倒的な戦いを見せてきた。準々決勝でも向上相手に13対5と圧倒した。投手陣は安達 壮汰、谷村 然、冨田 冬馬らを中心に盤石な上、全5試合をコールド勝ちするなど負担も少なく来ている。馬込、安達、唐橋ら中軸も好調で隙がない。
▼東海大相模
ここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきた優勝候補大本命。4回戦では昨夏北神奈川優勝の慶應義塾を相手に16対3と大勝。 鵜沼 魁斗、遠藤 成、加藤 響、山村 崇嘉らが本塁打を放つなど、打線が爆発。相洋戦でも快勝を収め、投打に充実している。
▼相模原
4強唯一のノーシード校は、同時に唯一の公立校。4回戦では日大高、5回戦では横浜商と、強豪校に競り勝ち、準々決勝では横浜を撃破。3番に座る温品直翔は今大会ここまで4本塁打と、大田 泰示(東海大相模)、増田 珠(横浜)らが記録した大会最多本塁打の5本まであと1に迫っている。投手陣の層も厚く、粘り強い戦いが期待される。
2019年 第101回全国高等学校野球選手権大会神奈川大会
■開催期間:2019年7月7~7月28日(予定)
■組み合わせ表【2019年 第101回全国高等学校野球選手権大会神奈川大会】
■展望コラム
【前編】日大藤沢ブロックが最も熾烈!鎌倉学園、桐光学園の戦いの行方は?
【後編】横浜、東海大相模を阻む学校は現れるか?ノーシードの実力校も分析!
◇27日の試合