智辯和歌山出身の現役プロ野球選手は6名へ!全国制覇も狙え、プロでも活躍できる名門校へ進化中!
智辯和歌山出身の西川 遥輝(北海道日本ハム)
今年のプロ野球界では、大阪桐蔭出身の3選手がベストナインを獲得。そのほかにも大阪桐蔭出身が活躍を見せており、ますます注目が集まっているが、翌年以降、見逃せないのが智辯和歌山出身の選手だ。
来年以降、智辯和歌山出身の選手6名がプレーする。
その顔ぶれは以下の通り。
・岡田 俊哉(中日)2010年卒
・西川 遥輝(北海道日本ハム)2011年卒
・東妻勇輔 (千葉ロッテ)2015年卒
・林 晃汰 (広島東洋)2019年卒
・黒川史陽(東北楽天)2020年卒業予定
・東妻純平 (横浜DeNA)2020年卒業予定
以上の6人だ。岡田はここ2年、ケガに苦しんでいたが、今季は53試合に登板し、復活を示した。
西川は、ここまでプロ通算245盗塁を記録。1000安打まであと1本に迫り、智辯和歌山史上最強打者の道を順調に歩んでいる。来季は主将に就任し、またポスティングシステムでメジャー挑戦することも明かした西川の活躍が見逃せない。
150キロを超える速球を投げるリリーバータイプ・東妻は今季24試合に登板し、3勝2敗7ホールドの活躍。来季は重要な場面での活躍に期待がかかる。
林は二軍で102試合で出場し、7本塁打とパワーを発揮している。来季はさらなる本塁打量産に期待がかかる。
そして今年から加入する黒川は高校生屈指の強打の二塁手、東妻も打力、肩の強さに関しては今年の高校生ナンバーワンといっていいほどの実力を誇っている。
年々、智辯和歌山の選手の実力は高まっているが、元プロの中谷仁監督の指導により、選手のレベルはさらに高まりそうだ。中谷監督は徹底的に基本を教え込む。選手との会話を聞くと、シンプルなように見えるが、なぜ基本が大事なのかを例え話を使いながら理路整然と話しこむ姿は長いプロ野球人生が生きていると実感した。
中谷監督は投手指導についても優れており、この夏、150キロをマークし、日本代表まで上り詰めた池田陽佑は、中谷監督からアドバイスを受けながら、劇的に球速を向上させている。
また来年のドラフト候補・小林樹斗も「リリースに入るまで0で、リリースに入る瞬間に100というイメージで投げました」」と語るように1人1人に合った指導ができている。中谷監督は根気強く選手に指導できる方で、求心力は非常に高い。
これから智辯和歌山は甲子園の活躍だけではなく、プロでの活躍できる人材を育成できるチームとしてより注目が集まるだろう。来年以降のOBと現役球児の活躍に注目だ。
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