News

球界屈指の理論派左腕・今永昇太(横浜DeNA)のベストパフォーマンスを呼び込んだ『KUGEKI』に注目!

2019.12.28

球界屈指の理論派左腕・今永昇太(横浜DeNA)のベストパフォーマンスを呼び込んだ『KUGEKI』に注目! | 高校野球ドットコム
      

 今や日本を代表する左腕へ成長した横浜DeNAベイスターズの今永昇太北筑出身)。2019年は自己最多の13勝、186奪三振。防御率2.91は先発ローテーション入りしてからは最も優れた数字。さらにプレミア12にも活躍し、キャリアハイのシーズンとなった。そんな今永はピッチングにおいて理論派として知られているが、用具についても深いこだわりを持っている。2019年の活躍はミズノ社のアンダーシャツ『KUGEKI』が大きな助けとなっていた…。

 今永は同製品が発売された昨シーズンの途中から愛用している。通気性と伸縮性に優れた『KUGEKI』を以下のように絶賛している。

 「着ているようで、着ていない感じがします。伸縮性もあるので、ベストなアンダーシャツが見つかったと思います」とかなり気に入っている様子。神経質と自認する今永にとって、着ている感覚がないことはパフォーマンスを上げる一つの要因にもなる。アンダーシャツを変更してからの変化について、次のように説明してくれた。

 「手首を伝って手のひらに汗が落ちなくなりました。夏場は指先をあまり湿らせたくないのですが、そこで投球で気にするところも減りましたし、変化球の精度もそういうところで上がってきたのかなと感じます」

 『KUGEKI』は通気性に優れていることから汗が体内に溜まることもない。汗をかきやすい夏場でも快適にプレーできるのは強みだ。真夏に行われる東京五輪では大きな味方となるだろう。「汗で投球に支障が出ないので、機会があれば、着用して投げられたらと思います」と代表に選出されれば、着用の意向を示していた。

 2020年はチームの22年ぶりの優勝と東京五輪の金メダル獲得が至上命題だ。勝負の1年に向けて、こう意気込みを語ってくれた。

 「オリンピックイヤーなので、しっかりと結果を出して選出されるようにしたいです。ミズノのアンダーシャツを着て、性能のよさをアピールできるように頑張ります」

 最後には、「みなさんもこれを着て、日本のストレス社会に立ち向かっていきましょう」とユーモアを交えて取材を締めくくってくれた今永。2020年も日本を代表する左腕の活躍に注目だ。

(記事=馬場 遼

関連記事
田中正義、今永昇太に周東佑京も出場!2014年明治神宮大会・大学の部を振り返る
駒澤大学 今永 昇太選手(北筑出身)
筒香嘉智、今永昇太らは甲子園ならず DeNA主力選手の高校最後の夏を振り返る

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.06.30

【夏の甲子園・近畿地区好カード一覧】京都国際 vs.京都成章、市立和歌山vs.田辺! 初戦から激戦必至

2024.06.30

【夏の甲子園・四国地区好カード一覧】いきなりビッグ右腕対決!?徳島では阿南光と生光学園が2回戦で対戦か!?

2024.06.30

北海が道内29連勝!9大会連続46回目の南北海道大会出場を決める【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.27

高知・土佐高校に大型サイド右腕現る! 186cm酒井晶央が35年ぶりに名門を聖地へ導く!

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!