横浜DeNAのルーキー左腕・坂本裕哉は伝統の「大卒左腕王国」の仲間入りができるか?
立命館時代の坂本裕哉(横浜DeNA)
「大卒左腕王国」といえば、横浜DeNAベイスターズだろう。横浜DeNAになってから2位以内に大卒左腕を指名し、見事に戦力にしている。
・石田 健大(広島工-法政大)2014年2位
24勝24敗 防御率3.35
・今永 昇太(北筑-駒澤大)2015年1位
36勝34敗 防御率3.55
・濵口 遥大(三養基-神奈川大)2016年ドラフト1位
20勝16敗 防御率3.56
・東 克樹(愛工大名電-立命館大)2017年ドラフト1位
15勝7敗 防御率2.71
この4人は規定投球回、もしくは10勝を達成している。この4人に続いて即戦力として期待されているのがドラフト2位の坂本裕哉(福岡大大濠-立命館大)だ。
福岡大大濠時代から140キロ前後の速球を投げ込む好左腕として注目を集めた坂本は4年間でリーグ通算16勝を上げ、2年続けて大学選手権に出場。大学生でもトップクラスのコントロール型左腕として評価を高めた。
19日の千葉ロッテ戦では2回無失点の好投。伸びのある快速球を高低に投げ分け、さらにスライダー、カーブを低めに集め、まるで左腕のお手本ともいうべき投球だ。
大学時代の先輩で、寮も同部屋だった東が肘のけがで戦線離脱。それだけに活躍したい思いが強いだろう。
「大卒左腕王国」の仲間入りを果たし、新人王争いに加わっていきたい。
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