西川遥輝(北海道日本ハム)が智辯和歌山出身で初の通算1000安打達成!他の智弁和歌山OB選手は?
西川遥輝(智弁和歌山出身)
20日、北海道日本ハムの西川遥輝(智弁和歌山)が1000安打を達成。4回表に迎えた第2打席に西武・松本航から右前安打を放ち、前日に達成した鈴木大地に続いて304人目の達成となった。
智弁和歌山出身選手での1000安打達成は初めて。そして現役の智辯和歌山OBなのは以下の選手たち。
・岡田 俊哉(中日)2009年1位
・西川 遥輝(北海道日本ハム)2010年2位
・東妻 勇輔(日体大-千葉ロッテ)2018年2位
・林 晃汰(広島東洋)2018年3位
・黒川 史陽(東北楽天)2019年2位
・東妻 純平(DeNA)2019年4位
昨年のドラフトで黒川、東妻の2名がプロ入りを果たし6名が第一線で凌ぎを削る。
西川の一つ上の先輩で、2009年のドラフト1位で入団した岡田 俊哉は川上憲伸が背負った「11」を継承する。2012年に「21」に変更し、翌年には66試合に登板。7勝5敗、15H、22HPとシーズン通して安定して中日投手陣を支える。今季は飛躍の1年となった2013年シーズンを超える成績に期待。
兄弟揃って智弁和歌山OBでプロ入りを果たした東妻 勇輔と東妻 純平。日体大を経てドラフト2位で千葉ロッテに入団した兄・勇輔は、昨季7月3日のオリックス戦に9回に抑えとしてプロ初登板を果たし、力強い投球で三者凡退に抑え、1年目は24試合登板をしている。
弟・純平は同期の黒川とともに5期連続で甲子園の舞台を経験。強肩を武器とした捕手として成長を願う。
2018年に広島東洋に指名を受けた林 晃汰は昨年、ファームで102試合に出場してチーム2位の348打席にたった。高校通算49本を放った強打の内野手として大成なるか。
東北楽天に2位指名を受けた黒川 史陽は3月15日の巨人とのオープン戦で、巨人のデラロサから右前安打を放ち、さらにコンタクト能力をアピール。楽天の生え抜きの大砲候補として奮闘中。
また、西川は通算250盗塁もあと5に迫っており、今季での達成は堅い。球界を代表する選手となった西川に加え、これからの飛躍が楽しみな選手が多い智弁和歌山OBの選手たちの活躍に注目だ。
関連記事
◆14校の公立校が出場!甲子園に新たな風を吹かせることはできるのか
◆膳所、八幡商、彦根東など滋賀をリードしてきた伝統公立校たち
◆第1回 昭和・平成を彩った名門公立校・大府(愛知)が残してきた足跡 槇原寛巳や赤星憲広なども輩出