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3試合連続で延長戦を制し8強入り!2011年夏の如水館ナインのその後

2020.08.26

3試合連続で延長戦を制し8強入り!2011年夏の如水館ナインのその後 | 高校野球ドットコム
高校時代の坂本 光士郎と浜田 大貴

 甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は2011年に初戦から3試合連続で延長戦を制し8強入りを果たした如水館ナインのその後を紹介する。

投手 浜田 大貴 3年(ワイテック-愛媛マンダリンパーレーツ)
投手 坂本 光士郎 2年(日本文理大-新日鉄住金広畑-東京ヤクルト)2018年5位
捕手 木村 昂平 2年(法政大-日本製鉄かずさマジック)
内野手 門田 透 3年(立教大)
内野手 大江 翔真 1年(広島国際学院大)
内野手 福田 慶尚 1年(競艇学校)
内野手 佐藤 直哉 2年(広島国際学院大)
内野手 森兼 勇二 2年(吉備国際大)
外野手 樋口 圭 3年(法政大)
外野手 宇田 友洋 3年(広島修道大学)

 1回戦関商工戦では10回121球、2回戦東大阪大柏原戦では9回133球、3回戦能代商戦では10回120球の熱投で如水館を初の全国8強入りに牽引したエース浜田 大貴は高卒でワイテック硬式野球部に入部。同部廃部を機に愛媛マンダリンパイレーツに入団するも3ヶ月で退団し、その後は家業の真珠養殖業を営む。

 準々決勝の関西戦では2番手として登板した坂本 光士郎は日本文理大に進学し4年時には2季連続でリーグMVPに選出された。大学卒業後は新日鉄住金広畑に入団し1年目から主戦で登板。2018年ドラフトで東京ヤクルトに5位指名を受け入団し今年でプロ2年目を迎えた。

 1年生でベンチ入りを果たした福田 慶尚は高卒後ボートレーサー養成所に進み、現在は競艇選手として活躍している。

 如水館はこの2011年を最後に甲子園から遠ざかっている。2011年の全国8強メンバーの今後の活躍と如水館の復活を期待したい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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