浦添商vs宜野座
浦添商打線が16安打と爆発!コールドで二回戦へ
浦添商・大石
先制、中押しと理想的な展開を見せた浦添商。5回に打者13人を送る猛攻で宜野座を粉砕。5回コールドを決めた。
見事なリードオフマン。浦添商・大石
「この打者だぞぉ。」宜野座ベンチから守る野手陣に声がかかるほど、浦添商のトップバッターを務める大石竜樹のバットが打線の爆発を誘引した。
初回、1番大石竜樹が3球目をライト前へ運ぶと犠打で二塁へすすめる。3番平敷開陸もライト前ヒットで繋ぐ。本塁への侵入を阻もうと、ライトから本塁への送球の間に、平敷開陸が二塁を陥れる好走塁。続く4番比嘉羽生士の打球もセンター前へと弾み、二者が生還し浦添商が幸先の良いスタートを切った。
3回の浦添商は二死二塁から6番新垣海人がライト前タイムリー。4回には、一死一塁から大石竜樹が3打席連続安打となる二塁打。相手のボークで1点を挙げたのち、2番島袋良伸のタイムリーで加点した。
5回、浦添商は5番新城飛鳥がライトへの二塁打を放つと、このイニングだけで8安打を集め大量7点を刻みコールドゲーム。
投げては先発の新城飛鳥が、4イニングを2安打5奪三振と宜野座の走者を一度しか得点圏へ進めない無失点投球。試合巧者同士の一戦と好ゲームを期待した周囲の思惑を、良い意味で裏切る快勝で二回戦へとコマを進めた。
(文=當山雅通)