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ファンの中でも根強い人気が誇る2006年横浜ナインのその後

2021.02.06

ファンの中でも根強い人気が誇る2006年横浜ナインのその後 | 高校野球ドットコム
引退を表明したNTT東日本の越前 一樹

 NTT東日本の越前 一樹横浜出身)が昨年限りで現役引退を表明した。越前は2006年センバツ優勝を経験。さらには2009年、立正大時代は明治神宮大会優勝を経験している。そしてNTT東日本時代は都市対抗10年連続出場を果たし、昨季、表彰を受けた。

 越前の代だった2006年の横浜は毎年タレント揃いの横浜でも、そのタレント度は傑出していたといえる。

【2006年センバツ】
1番セカンド・白井 史弥(新日本石油ENEOS)
2番サード・古城 知明(明治大準硬式)
3番ショート・高濱 卓也(阪神-千葉ロッテ)
4番センター・下水流昂(青学大-Honda-広島-東北楽天)
5番ライト・佐藤 賢治(千葉ロッテ-北海道日本ハム)
6番キャッチャー・福田 永将(中日)
7番ファースト・麻生 知宏(玉川大-さがみ信用金庫)
8番ピッチャー・川角 謙(青学大-東芝)
9番レフト・越前 一樹(立正大-NTT東日本)

【投手陣・夏出場選手】
投手 浦川 綾人(神奈川大)
投手 落司 雄紀(軟式・和合病院)
投手 西嶋 一記(明治大-熊本ゴールデンラークス-ドジャース-富士重工業)
投手 土屋 健二(日本ハム-横浜DeNA)
遊撃手 松本 幸一郎(立教大-東芝)

 なんとこの世代から4名プロ入り。そして30代になっても社会人の現役を続けたのが、松本と越前だ。
プロ入りした福田は通算74本塁打。キャリアハイの成績を残した2019年は18本塁打、打率.287、長打率.519と高い成績を残しており、通算長打率.437は高校時代から発揮してきたスラッガーとしての能力を発揮している。

 下水流は通算12本塁打ながら、長打率.386と長打も打てて強肩外野手としての才能を示している。高浜は通算195試合出場で3本塁打。FAで阪神に移籍した小林宏之の人的補償でロッテに移籍。一軍での試合出場はすべてロッテからで、現在は育成選手の立場ではあるが、なんとか復活を期待したい。

 福田、下水流、高浜はまだ現役だけに、最後まで印象に残る活躍を見せてほしいところだ。

(記事=河嶋 宗一

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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