佐藤輝明もカーブで手玉に取る。11奪三振のオリ高卒2年目・宮城大弥の完成度の高さが別格!
宮城大弥(興南-オリックス)
オリックス2年目・宮城大弥(興南出身)がとてつもない進化を見せている。
20日の阪神戦で先発し、6回1失点11奪三振の好投。敗戦投手となったが、それでも高卒2年目とは思えない完成度の高い投球にはオリックスファン、阪神ファンも絶賛の声だ。
左スリークォーターぎものフォームから繰り出す140キロ中盤の速球、キレのあるスライダー、カーブを自在に投げ分ける。出所が見にくくい、球速以上に打ちにくいがあり、さらに高め、低めと自在に投げ分ける制球力の高さもある。投球のコンビネーションが高卒2年目の左腕ではないのだ。
とくにオープン戦6本塁打の佐藤輝明(仁川学院出身)をスローカーブで手玉に取る投球を見せたのは貫禄があった。
早くも開幕ローテーション入りが決定しているが、それもうなづける投球内容である。ぜひ高卒2年目から世代トップクラスの成績を残すことを期待したい。