【ヤクルト】セ・リーグ最年長左腕が過去27人のみ達成の偉業狙う
ヤクルト石川 雅規投手(※写真は2015年撮影)
プロ野球界の2022年シーズンがスタートする。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入する。
今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。
今回はヤクルトの投手。今年でプロ21年目、セ・リーグでは現役最年長投手となる石川 雅規(秋田商出身)が、過去27人しか達成していない3000投球回に挑む。20年間で積み上げた投球回は2953回。記録まではあと47回となっている。昨シーズンは17試合に登板して82回を投げているだけに、先発としてしっかり登板できれば十分達成は可能だ。
石川にはトップに立っている現役選手の通算記録が多くある。投球回2953回以外でも、通算勝利数が177勝と、2位の楽天・涌井 秀章投手(横浜高出身)の150勝を大きく引き離してトップに君臨している。200勝までは、あと23勝。名球会入りできるかどうか。
その他、石山 泰稚(金足農出身)が、過去34人しかマークしていない100セーブまで、あと15セーブ。ここ4年連続して2ケタセーブを挙げていて数字的には可能だが、あとは起用法の問題だろう。
その他、ヤクルト投手の達成がかかる主な記録は以下の通り。
<ヤクルトで今季プロ入り後、10年目以上を迎える投手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。